私の宝もの





虹の彼方から        
       地球へ


✨✨✨✨✨✨✨
ぼく🌠お星さまから来たよ
✨✨✨✨✨✨✨






25年前 自宅のお風呂で出産した体験記です

まずは 出産してから一年後(2000年)に書いた文章にそのままタイムスリップします




1999年3月22日
予定日より少し早く3690㌘の元気な男の子が生まれました🎉🎊


自宅のお風呂でパートナーと二人だけの水中出産です


おしるしがあってから約三時間後父親の手で無事とりあげられました

ヘソの緒がつながったままの赤ちゃんを胸に抱きかかえ


「よく来たねー」

「よく来たねー」





とこみあげてくる愛おしさで一杯でした



覆っていた薄い透明感のある羊膜をはがすと 赤ちゃん息子は母親の顔を確認するように一瞬目を開け

 
 「ふんにゃ〜」
     

       
     と 一声

穏やかに優しい産声で挨拶してくれました


「ぼく来たよ🐬              
約束どおり・・・」




そんな風に聞こえました


それから オッパイに吸い付いて  
スヤ…スヤ…スヤ…




そのまましばらく抱きしめていました🍀


ヘソの緒のカットも父親の手によってその辺りのハサミと糸で簡単に終了
 

我が子が生まれたというより 
再び仲間に会えたような不思議な感じでもありました



何となくベビーベッドもベビー布団も用意せずにいたので 私の布団に寝かせることにし・・・
それからずっと一緒の布団に寝ています💕

ベビー用品などほとんどないことが とてもたくさんのスキンシップにつながりました💞


忘れていた自然な出産は 病院での産後と違って
母と子がひとときも離れることなく 
赤ちゃんと二人でゆりかごの中にいたようでした




今までの出産は2回とも帝王切開で
医学上は普通分娩が不可能です

2回となると傷口が裂けるというリスクが高いのがその理由です


私の地球人生プログラムの中では  
数年前からの様々な体験を通して女性性の解放と癒やしと同時に
この医学の倫理観を覆して
命の本質へと戻していくメッセージを感じていました



出産当日までは 
たまーに不安が顔を覗かせたりしながらも 導かれる流れにまかせて
深いところでは   大丈夫!
という確信がありました✨


陣痛が進行する中
ほんの一瞬だけ恐れが頭をよぎりましたが

全てを委ねきったとき
内なるパワーは全開になりました





夫と二人で向かい合って両手を握り
息子と三人の呼吸はぴったり合って
ベストなリズムで進行していきました✨

 

 ただただ


「ありがとう」



  「ありがとう」



と湧き上がる想いが声に・・・
 


知識はほとんど必要なく 
お互いに内なる叡智が全てを知っていたことを実感しました



お風呂ごと宇宙船の中にいたような気もします








予定の出張助産婦さんが出産予定日より遅れると言って先に他の出産へ立ち会っている間
同時に赤ちゃんは生まれてきました


夫婦二人だけの水中出産になりそうなことは予定日が近づく頃から何となく感じていました

 
出産のリスクを手放し
医学上のリスクを越えて
自然出産が実現するには
夫婦二人の統合エネルギーが必要不可欠でした

(最も必要だったんです)


そこは 
焦り 不安 恐怖の無い世界


(魂の)繫がっている安心と喜びの命の世界だからです




そこには 
医学の危険なんて全くどこにも無いのです     
 



命がけの出産とか言いますが
そんな危険と隣合わせみたいなものではなく


本来 いのちは
愛と光と叡智
に満たされています



それはまた
解放と癒やしの原点でもありました






存在そのものへの祝福でした







  🛸🎶💫🛸



 



 このままでいい
     (父から息子へ)



自宅のお風呂で出産したことは
あふれ出てくる愛と感謝を喜びいっぱい自由に表現できて
命の原点のようなところを実感した体験でした



「イブの出産 アダムの誕生」という本には 水中出産について色々書かれています

出産は女性性の解放だから 
思いっきり声を出して解放しなさい
ということや
母性は野生性だ
というような内容がありました


また
生まれてくる赤ちゃんは
激しく泣かない
のが本来の自然体です

オギヤーと泣き叫ぶのは元気なしるしなんかではありません

不安や恐怖で叫んでいるのです


本当の命の自然体で生まれると
安心感に包まれているので自然にちょっと声を出すくらいです


掌はぎゅっとにぎしめないで ふわ~と開いてリラックスしています


このことは
自然出産した知人たちも同じように語っています
 

この出産の2年後
沖縄県宮古島のある助産婦さんのエッセイにも同様の内容が書かれていました


私のようにしゃがんで産むスタイルは
宮古島の伝統的な出産だということです

このスタイルは
赤ちゃんが真っ直ぐ真下に降りてくるので 
産む側の親にとっても  
生まれる側の子にとっても
最も楽な姿勢になります








当時の夫は こう語っていました
 
 

ものすごい感動だった


『自分が産んだ』

    
  という実感だ!



そして
母子手帳の父親記入欄には息子に対するメッセージ…




 感動だった


✨✨✨✨✨✨✨
このままでいい
✨✨✨✨✨✨✨

 

この一言に
人生のありったけの愛を込めて 
全身全霊の喜びを表したと思います





そのまま  
ここに全てがあり 完璧 
という意味だったと思います





 ようこそ 
   母なる大地へ
 



生まれてきてくれて
   
   ありがとう









体験から想うこと


(自宅水中出産と同じ2000年に書いた内容です
現在の産婦人科はもっと母性が大切にされて進化しています)


究極の喜びであるはずの出産は 西洋医学の統計上でしかない危険性をつくりあげられている為 本来の母性が不自然になって妨げられているのを感じます

 
 万が一の為に…
 最悪の場合…
 
 恐れの思考です


母性が本当の意味で大切にされていない現実を
産婦人科の医療という制度で最も強く感じました


男性社会に潜んでいる女性性への支配や抑圧(恐れ)を
私は産婦人科の現場に垣間見たような気がします



本来 出産は
病院の「ヤマイ」という字のつくところでおこなわれること自体が不自然だと思います 

多くの女性自らが
そのようなことにはほとんど気がつかず疑問にも思っていないことは 残念な悲しいことです
 



不自然になってしまった出産が
アンバランスな子育てにつながり
親子の問題はここから始まっているような気がします



出産は 女性だけが主人公ではなく 
男性と女性が平等に参加することによって
その後の子育ての同じスタートラインに立つことができるのではないでしょうか








  
  🛸🐬🎶🐳🛸