ドイツに来たばかりのころ、スーパーのレジのおばさんたちの態度があまりにも
悪かったので、びっくりしていたのですが(椅子に座ったまま、挨拶も愛想もなし、
時には同僚と話をしていて客を待たせる・・・)、最近は、挨拶もするし、
買い物が終わった後は、”Schönen Tag!(よい一日を!)"など、形式的では
あるけれど、挨拶をするようになり、かなり企業努力しているようです。
最近は、セルフレジもあるスーパーもできてきましたが、まだまだ導入していない
スーパーが多く、時間帯によっては、レジに長蛇の列ができていることが多く、
ショッピングカートいっぱいに買い物した人たちや、お昼のパンだけとか、
お酒だけとかだけ購入する若者の団体が、レジにこれでもかと並んでいるので、
買い物の時間を考えることは非常に大切です。
ドイツのレジはベルトコンベア式で、下にバーコードリーダーがあるので、
レジに座ったおばちゃんは、お客がベルトコンベアに乗せた商品をその上を
スライドさせるだけで、スキャンできるので、作業が早い早い!
ほんと、その様子を見せたいです。
スキャンされた商品は、客が自分たちでカートやショッピングバッグの中に
入れなければならないので、もたもたしていられません!
スキャンが終わるやいなやお金を払わなくてはならないので、毎回バトルです!
日本のスーパーのレジの人たちが、毎回お客にお辞儀をして、かごの中の商品を
一つ一つ手に取ってスキャンして、丁寧にもう一つのかごの中に入れていき、
最後に”ありがとうございました”と深々お辞儀をする日本のやり方は、
確かに礼儀正しくてすばらしいのですが、ずっと立ちっぱなしのレジの人や、
いちいち商品をもってスキャンするやり方を考えたときに、やはりドイツの
やり方のほうが早いし、働く人には優しいのかなと。(ドイツのレジでずっと
立ちながら仕事をしなければならないとしたら、だれもやりたがらないだろうけどね。笑)
毎回のことだけど、これでもかとすごい量(しかも冷凍ピザとかスナックとか体に
悪そうなものをたくさん!)を買う人たちを見て、ついつい彼らの健康を
心配してしまう健康オタク気味な私・・・。