2018年3月11日、各テレビ局で東日本大震災の番組が放送されていました。その中で一番印象に残ったのは、『七十七銀行 女川支店』で死者4人、行方不明者8人もの犠牲者が出た被害。



津波を甘くみていた現場責任者の判断で、行員たちは銀行の屋上に残ってしまった。屋上に避難していた時、ラジオからの情報や大津波の映像(テレビ中継)も見ていたが責任者はそれでも高台に逃げる判断をしなかった。

宮城県女川地区に津波が到達後、あっという間に銀行の屋上まで津波が迫る。




津波到達から約8分で屋上が水没。約14分で銀行は完全に水没した。動画を撮影した人含め、高台に避難した人は銀行の屋上に残っている人たちが津波に流される状況を見ていた。助けたいが助けられなかった(どうすることもできなかった)という言葉、本当に重い言葉です。

↑高さ18mのマリンパルの屋上がぎりぎり見えている状態。

七十七銀行の本社も津波の怖さを知らなかったから責任者に高台に逃げる指示をしなかったのだと思います。

津波警報、特に大津波警報が出た時はとにかく高い所(30m以上でより高い所)に避難する事が重要だとあらためて思いました。