こんばんは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
いよいよゴールデンウィークが始まりましたね。
どのようにお過ごしでしょうか?
私の方は昨日、一昨日とセミナーに参加してきましたが,後は家でのんびり過ごす予定です(^^)
さて、今日も「テストの花道」ネタです。
何度も繰り返していますが、この番組は高校生向けとは言うものの、中学生にも充分役に立ちます。是非、見てくださいね(^^)
さて、今回のテーマは「比較」です。
人は何かを理解する時にこれまで得た知識と結びつけて理解を行います。
新しく得ようとするものはどこが今まで得たものと同じで、どこが違うのか。
意識的に比較をしていなくても、無意識のうちに比べて理解しています。
何かを比較する方法をしっかりと身につけると、物事の理解が進みます。
また、記憶も深まり、覚える量も違う部分だけを集中して覚えればよいので少なくなります。
さて、今回使用するツールはイメージマップです。
イメージマップは下の図のように中心部分にキーワードを入れ、その周囲に放射状に連想する事柄を記入していくというものです。
ビジュアル的に一目で見て分かるようにしておけばいいので、慣れている人はマインドマップなりシンプルマッピングなりでもいいと思います。
今回はこれを二つ作ります。
例として徳川家康と豊臣秀吉の比較をしてみます。
まず、徳川家康を中央に書いて、そこから連想できるものを書き出します。
書き出したら,それぞれの言葉と家康がどのような関係で結びついているのかを書き入れます。
例えば、江戸城なら城、三河なら出身というようにです。
ここで書き出したのが比較を行う際に一番重要なもの、基準です。
比較を行う際にこの基準が多いほど,詳細に比較することが出来ます。
また、この基準が明確でないと、きちんと比較が出来なかったり、まったく見当違いの比較をしてしまい、却って混乱してしまいます。
ですから、この基準を明確に、数多く得ることが必要なのです。
一通り書き込めたら、その関係を秀吉を中心としたイメージマップの枝に書き入れます。
あとはその関係するものをマップに書き込んでいけばよいのです。
そうすると「Aは~だが、Bは~だ」という比較して、違いを表す文ができあがります。
同じ点、違う点、それを整理すれば一層良く理解、記憶ができるようになります。
また、先に別々にイメージマップを作成する方法もあります。
この場合、関係まで書き込んだら,いったん両者を比べます。その際、片方にしかない関係性の枝があったら,反対側にも書き込むのです。
そうすることで、比較の基準をより増やすことが出来ます。
初めは何度も紙に書いた方がいいと思います。
やがて慣れてくれば頭の中で無意識にできるようになります。
慣れるまではしっかり手を動かして練習した方が、身につきやすいです。
是非、お子さんに教えて上げてください(^^)