こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です。
今回は塾に面談に行った時に気をつけて欲しいポイントです。
ひとつはどういう指導をするのかを聞いてください。
ここで補習的な性格が強いのか、受験指導的な性格が強いのかを判断してください。いくら評判の良い塾でもお子さんに合っていないのでは意味がありません。
この際、立て板に水を流すがごとく、よどみなく話す人の時は注意しましょう。複数教室を展開している塾の場合、本部で営業研修をしている内容をそのまま丸暗記しているだけの場合があります。(もっとも、相手の理解を確認しながら話を進めるように営業トークの訓練をある程度の規模の所ならやりますので、これだけがポイントではありませんが)
指導方針の話を聞く時は、あなたのお子さんの話をして、どのように指導してくれるのかを、出来るだけ具体的に聞くようにしてください。
もちろん、実際にお子さんに授業をしたわけではないので、必ずしもピンポイントに正解というわけにはいかないかもしれません。
けれども、お子さんの弱点をどのように克服し、長所を伸ばしていくのか、まったく話が出来なかったり、一般論を繰り返すだけならば気をつけた方がよいでしょう。
第2に費用です。
塾にかかる費用は入学金とテキスト代、毎月の授業料だけではありません。
光熱費、事務作業費など様々な名目で授業料以外の費用を徴収する場合もよくあります。
また、補習についても、定期テスト前に特別授業をする場合、別途費用がかかる場合もあります。
さらに大きな出費が季節講習です。特に夏休みは期間が長いだけに場合によっては数十万円かかる場合もあります(以前勤めていた先輩社員の方が「塾は通常月はトントンで、季節講習の時に1年分稼げばいいと言っていました)
実際、通常ならば1週間分の授業時間を1日で行ったりします。その対価だとすれば、必ずしも暴利とも言えませんが。
この辺りの費用はしっかりと聞いておきましょう。特に夏期講習などの費用は非常に高価なので後々トラブルのもとになりやすいのです。
逆にこの辺りのことをごまかそうとするようであれば、注意した方がよいでしょう
(塾側の立場からすれば、どれだけ講習を取るか分からないと正確なことを言いにくかったり、自習の癖のついていない子についてはしっかりと面倒を見るために授業を取って欲しいのですが、その費用だけを先に言うとそれだけで引かれてしまうので、言いにくいのは確かなのですが(^_^;)
3つめは休みの時の取り扱いです。
特に個別指導の塾だと無制限に振り替え授業をしてもらえると思っていらっしゃる親御さんが多いのですが、実際にはそうではありません。
塾側の立場で言えば、通常授業以外の振り替えは、講師の手配をしたり(実際、講師が不足して授業が綱渡り状態の所も少なくはありません)、余分にコストが発生する(通常2人を一人の講師が見ている場合、休んだ一人のために補講をすると倍のコストになってしまう)などの理由で、正直やりたくないところではあります。
それでも、一月当たりの回数制限を設けたり、学校行事での欠席は特例としたりして、無料で補講しているところもあるようです。
この辺りをしっかりお互いに了解を取っておかないとトラブルになりやすくなります。
第三に体験授業についてです。
ほとんどの塾では体験授業を行っています。これは必ず受けるようにしてください。
その際気をつけて欲しいのは、「実際にお子さんを担当する予定の先生に授業を行ってもらうこと」です。
最近では体験授業で入塾が決定することが多いので、塾側も必死です。その塾で一番のエース講師を体験授業に持ってくることも多いのです。
いくら良い講師でも、すでに枠が一杯だったり、能力別クラスでお子さんのクラスは担当しないというのであれば意味がありません。
逆にいくら良い講師が担当するとしても、お子さんと合わない講師ならば、効果が半減してしまいます。
日程の関係で体験授業でその講師に担当してもらうことが難しいこともあるかもしれません。
その場合、授業の見学だけでもお子さんと一緒にさせてもらった方がよいでしょう。(個別指導の場合など、授業中の生徒の気が散ってしまう可能性があると、難しいかもしれませんが)
面談を受ける時の参考にしていただければ幸いです(^^)
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