こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
私はどうも数字というのが苦手でした(^_^;
おおざっぱな性格のせいか、細かい数字を覚えるのが苦手だったんです。
そのため、コンピュータ付きブルドーザとも言われた故田中角栄元首相が、大蔵官僚相手に実に細かい資料の数字を全て暗記しており、それをもとに大蔵官僚を圧倒したというエピソードを聞いた時は舌を巻いたものです。
昔の人も数字を覚えるのに苦労したようで、色々な覚え方を考えてきました。
特に有名なのは語呂合わせでしょうか。
「イイクニ(1192)造ろう鎌倉幕府」とか「富士山のようにミナナナロ(3776)」とか「電話は~ヨイフロ(4126)♪」とか(笑)
この他にも「語呂合わせの達人」とも言うべき人がいて、新しく色々な物を作った人もいました。中でも思春期の健全な男の子としては下ネタ系に強烈なインパクトのあるものが多く、いまだに覚えている物あります(^_^;
ただ、けっこう強引なゴロもあり、どうも私にはしっくり来ない物も多かったのです。
そんなときに知ったのが変換法です。
これは
- 1=ア、イ、ウ、エ、オ
- 2=カ、キ、ク、ケ、コ(濁音も含みます)
- 3=サ、シ、ス、セ、ソ(濁音も含みます)
- 4=タ、チ、ツ、テ、ト(濁音も含みます)
- 5=ナ、ニ、ヌ、ネ、ノ
- 6=ハ、ヒ、フ、ヘ、ホ(濁音も含みます)
- 7=マ、ミ、ム、メ、モ
- 8=ヤ、ユ、ヨ
- 9=ラ、リ、ル、レ、ロ
- 0=ワ、ヲ、ン(場合によっては、パ、ピ、プ、ペ、ポを使う方法もあります)
というように数字それぞれに仮名を当てはめると言うものです。
これを通常、数字2つを一組にして覚えていきます。
例えば、2008年度の日本の自動車輸出台数、6,727千台(日本自動車工業界調べ)を覚えるとします。
この場合、覚える数字6727を67と27に分けます。
すると
67=ハ行+マ行
27=カ行+マ行
となります。
そこで
67=ヒメ(姫)
27=カマ(釜)
とします。
ここからは前回同様、出来るだけ突飛なイメージを思い浮かべます。
例えば
「でっかいお釜型の自動車に乗った、十二単を着たお姫様が、そのまま日本を飛び出して海外にすっ飛んでいく」
といったイメージを浮かべるのです。
数字の覚え方には他にも色々あります。それらを試してみて、自分に一番しっくり来る覚え方を見つけるのがよいと思います(^^)