なたのパスは、喋っていますか?
 
 
 
ちょっと意地悪な聞き方ですね。
 
 
 
では、もっと分かりやすく。
 
 
 
あなたのパスに、メッセージはこもっていますか?
 

 
 

どうでしょうか。
 
 
 
まさか何も考えずに、
パスを出していませんよね?
だとしたら、
すごくもったいないです。
 
 
 
あなたが、パスにメッセージを
込める
ことで、パスの受け手は
様々な情報を得ることができます。
 
 
 
それに試合の最中に、
ゆっくり話していたり
声をかける余裕はありません。
 

 
 
 
 

だからこそ、ボールを使って
喋ることが重要になるのです。
 
 
 
では、具体的にはどういうことかというと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
・パスの強弱
 
 
・どちらの足に出すか

 
 
 
 
 
 

 
この2つを使って、パスに
メッセージを込めます。
 
 
 
例えば、あなたがボールを持っていて、
前線の選手にパスを出します。
 
 
 
相手のディフェンダーの選手が、
後ろからプレッシャーをかけて
ボールを奪いに来ている時には、
相手より遠い方の足に緩いパスを出して
 
 
 
「後ろから相手が来てるぞ
  ワンタッチで返せ」

 
 
 
というメッセージを込めます。
 
 
 
逆に、フリーな状態で前を向ける
時にはゴールに近い方の足に、ビシッ
と早いパスを送り
 
 
 
「フリーだ、前を向けるぞ」
 
 
 
というメッセージを込めます。
 
 
 
 

 
 
 
うまく、メッセージを込めることで、
味方の選手に相手や周囲の状況
を伝えることができます。
 
 
また、逆に
 
 
 

自分がもらうパスにはどんな
メッセージがこもっているのか。
 

 
 

と、考えることも重要です。
 
 

サッカーは、頭を使うスポーツだと
言われますが、それが最も当てはまる
のがボランチの選手だと思います。



パス1つにしても、



「このパスには、どんなメッセージがあるのか」



「このパスでこういうことを伝えよう」




と、考えながらプレーできるように
なれば、あなたのパスはより一層、
魅力的なものになるでしょう。