止める・蹴る・運ぶ
サッカーの基本とも言われている技術です。
多くの指導者が、この基本である技術が一番
大事だと考えており、熱心に指導する技術でもあります。
僕も、その意見には賛成です。
やはり、何事も基本が一番大切だと言いますが、
サッカーでもその通りだと思います。
全てのプレーは、これらの基本の延長線上にあると言っても
過言ではないでしょう。
その中でも、一番最初に来ている「止める」というのは
サッカーの中で最も重要な技術だと言えます。
なぜなら、この止めるということがしっかりと出来ていないと、
「蹴る」ことも「運ぶ」こともできないからです。
さらに、ボランチであるあなたは他のポジションの人よりも
この技術が大事になって来ます。
それは、何度も繰り返しているようにボランチは
ボールを失ってはいけないポジションだからです。
しっかりとした、止める技術を身につけることで
今よりもさらにボールを奪われなくなります。
また、プレーの質も格段と上がるでしょう。
まず、止めるとは、トラップのことですよね。
では、ボランチのあなたが身につけるべきである
ボールを奪われなくなるトラップとはなんでしょう。
それは、、、
なんでも出来る位置にボールを置く
ということです。
パスも出せて、相手が来てもかわせて、
どんな状況になっても対応できる位置にボールを置きます。
これが出来るようになれば、ボールを奪われなくなるし、
次のプレーもスムーズに行うことが出来るでしょう。
では、具体的にその位置とはどこなのでしょうか。
それは、あなたがロングパスを出せる位置です。
つまり、ある程度遠くまでボールを蹴れる位置にボールを置きます。
その位置に、ボール置ければ長いパスも出せるし、
短いパスも出せます。
さらに、相手がプレッッシャーをかけて来ても、かわせます。
この位置は、３秒で分かります。
では立って、遠くにボールを蹴るつもりで蹴るマネをしてみてください。
はい、分かりましたね。
その位置に、ボールをトラップできれば２タッチ目で
ロングパスを出すこともできます。
すごくスムーズにプレーできますよね。
分かっているとは思いますけど、一応断って置きますが
このトラップは前を向ける状況の時の話です。
相手が、すでに後ろからプレッシャーをかけて来ている状況で
このトラップをしていては、相手にボールをプレゼントするようなものですので
ボールを受ける前に、しっかり状況を確認してから判断してくださいね。