第94回全国高校サッカー選手権福岡大会 準々決勝 東福岡×筑紫台 | 18blog~年中夢求~

第94回全国高校サッカー選手権福岡大会 準々決勝 東福岡×筑紫台

第94回全国高校サッカー選手権福岡大会の準々決勝1日目です。


第1試合は、インターハイ王者の東福岡に県リーグ首位の筑紫台が挑む注目の試合です。


今日も晴れでしたが、とにかく風が強かった。。。

個人的には寒さが増すとより選手権って感じがします。


話は変わりますが、Jリーガー3人を子に持つ高木豊さんがスカパーでこんなことを言っていた。。


「日本でサッカー人気がでないのはスーパースターがいないから。野球みたいにスーパースターがでてこないと。

なんで宇佐美に守備をさせるのかわからない。今一番スーパースターになれる逸材でしょう。」


その言葉に対し、「今の日本のサッカーは全員攻撃全員守備だからね~。」と司会が答えていた。

今の日本のサッカーはスーパースターの逸材をつぶしているのでしょうか。。。


話を戻し、この高校世代からスーパースターが出てくれることを期待したい。


東福岡は1年生の福田湧矢がスタメン出場。

国体では、福岡県のエースとして大活躍し初優勝に貢献した。


今日の立ち上がりは筑紫台の動きがよかった。

筑紫台は前線に11番と15番を残し、5バックに3ボランチで守備を固める。

ボールをカットしたら素早く前線にロングボール。これを個人技のある11番が受けカウンター攻撃をしかける。

やるサッカーが徹底されていたし、前半はこのサッカーが見事にはまった。

しかし、さすがに11番頼みで崩せるほど東福岡のDFは甘くない。DF陣はカウンターにも冷静に対応。


前半の東福岡は攻め急ぐこともなくボールを散らしてスキをうかがうような感じだった。


すると前半28分、右サイドを林雄都が抜け出しクロス。

一旦クリアされるもこれを三宅海斗が拾い、ゴール前でDFを交わし、倒れ込みながら左足で決める!

(東福岡1-0筑紫台)


前半のうちに先制できたのは大きかったですね。


後半4分

左サイドで小田逸稀→中村健人→福田湧矢→中村健人とつなぎ中村健人が左サイドを突破し、中央へグランダーのクロス。

これを毎熊晟矢が受け、シュートフェイントで筑紫台DFを華麗に交わし、左足で豪快に決める!

(東福岡2-0筑紫台)


1点目と同じでサイドを崩しての得点。やはり中央を守備で固めれたらサイドから・・・というセオリー通りの得点でした。


その後、2-0の時間帯が続きますが、

徐々に筑紫台の運動量が落ち始め、東福岡がパスサッカーで圧倒する。

中村健人、鍬先祐弥を中心にワンタッチ、ツータッチでテンポよくパスをつなぎ崩していく。


筑紫台は5バックの真ん中に入っていた10番が前線にあがり反撃を試みる。


後半29分、

CKを小田逸稀が頭で合わし、ゴール前で鍬先祐弥が決める!

(東福岡3-0筑紫台)


後半40分

筑紫台が前線に人数をかけ反撃をしかけると、13番が突破。

これを小田逸稀がブロックするも、PKの判定。

ちょっと可哀想だったかな?

このPKを筑紫台10番が決め1点を返す!

(東福岡3-1筑紫台)


後半ロスタイム、

勢いに乗る筑紫台が攻撃をしかけるも、中盤で鍬先祐弥がブロックし、途中出場の左サイド坂口真心につなぎ、中央の中村健人へ。

そこから中村健人→餅山大輝→中村健人→三郎丸瑞基→中村健人と一気に中央突破し、

中村健人が右サイドの三宅海斗へ絶妙なスルーパス。

三宅海斗がワンタッチし、中央へクロス。

これを坂口真心が決める!

(東福岡4-1筑紫台)


今年のチームを尊重するような崩しでの得点でした。


直後に試合終了。

4-1で筑紫台をくだし準決勝進出です。


第2試合は九国大付属高校vs北九州高校の北九州対決に!

会場に九国OBでアビスパ福岡の田村友が応援に来てました。

明日の横浜FC戦、自動昇格目指し勝利してください。


試合は九国が北九州を圧倒。結果7-0で終了。


シード校が順当に勝ち進み来週の準決勝は

東福岡×九国

去年の決勝の再現カードです。

今年公式戦で戦うのは初ですね。


これまでの九国戦は簡単に勝てたイメージはありません。

策士・杉山公一監督はどんなヒガシ対策をしてくるか。。。





・毎熊晟矢の2点目




・鍬先 祐弥の3点目




・PKで失点は許すも、終始安定した守備を見せた脇野敦至


・1年生ながら左サイドでスタメン出場の福田湧矢


・有効なパスを出し続けた中村健人



・途中出場の三郎丸 瑞基



・こちらも途中出場の餅山大輝


・アンカーの位置で相手の攻撃を潰し、攻守に大貢献の鍬先 祐弥


・ワントップに入った毎熊 晟矢。本日1得点で2試合連続ゴール。


・CBで安定した守備を見せた沖縄県出身の福地 聡太


・本日もキレキレのドリブルで会場を沸かせた三宅海斗


・先制点の起点になった右サイドバックの林 雄都


来週からはレベルファイブスタジアムです!!