第94回全国高校サッカー選手権福岡大会 準々決勝 東福岡×筑紫台
第94回全国高校サッカー選手権福岡大会の準々決勝1日目です。
第1試合は、インターハイ王者の東福岡に県リーグ首位の筑紫台が挑む注目の試合です。
今日も晴れでしたが、とにかく風が強かった。。。
個人的には寒さが増すとより選手権って感じがします。
話は変わりますが、Jリーガー3人を子に持つ高木豊さんがスカパーでこんなことを言っていた。。
「日本でサッカー人気がでないのはスーパースターがいないから。野球みたいにスーパースターがでてこないと。
なんで宇佐美に守備をさせるのかわからない。今一番スーパースターになれる逸材でしょう。」
その言葉に対し、「今の日本のサッカーは全員攻撃全員守備だからね~。」と司会が答えていた。
今の日本のサッカーはスーパースターの逸材をつぶしているのでしょうか。。。
話を戻し、この高校世代からスーパースターが出てくれることを期待したい。
東福岡は1年生の福田湧矢がスタメン出場。
国体では、福岡県のエースとして大活躍し初優勝に貢献した。
今日の立ち上がりは筑紫台の動きがよかった。
筑紫台は前線に11番と15番を残し、5バックに3ボランチで守備を固める。
ボールをカットしたら素早く前線にロングボール。これを個人技のある11番が受けカウンター攻撃をしかける。
やるサッカーが徹底されていたし、前半はこのサッカーが見事にはまった。
しかし、さすがに11番頼みで崩せるほど東福岡のDFは甘くない。DF陣はカウンターにも冷静に対応。
前半の東福岡は攻め急ぐこともなくボールを散らしてスキをうかがうような感じだった。
すると前半28分、右サイドを林雄都が抜け出しクロス。
一旦クリアされるもこれを三宅海斗が拾い、ゴール前でDFを交わし、倒れ込みながら左足で決める!
(東福岡1-0筑紫台)
前半のうちに先制できたのは大きかったですね。
後半4分
左サイドで小田逸稀→中村健人→福田湧矢→中村健人とつなぎ中村健人が左サイドを突破し、中央へグランダーのクロス。
これを毎熊晟矢が受け、シュートフェイントで筑紫台DFを華麗に交わし、左足で豪快に決める!
(東福岡2-0筑紫台)
1点目と同じでサイドを崩しての得点。やはり中央を守備で固めれたらサイドから・・・というセオリー通りの得点でした。
その後、2-0の時間帯が続きますが、
徐々に筑紫台の運動量が落ち始め、東福岡がパスサッカーで圧倒する。
中村健人、鍬先祐弥を中心にワンタッチ、ツータッチでテンポよくパスをつなぎ崩していく。
筑紫台は5バックの真ん中に入っていた10番が前線にあがり反撃を試みる。
後半29分、
CKを小田逸稀が頭で合わし、ゴール前で鍬先祐弥が決める!
(東福岡3-0筑紫台)
後半40分
筑紫台が前線に人数をかけ反撃をしかけると、13番が突破。
これを小田逸稀がブロックするも、PKの判定。
ちょっと可哀想だったかな?
このPKを筑紫台10番が決め1点を返す!
(東福岡3-1筑紫台)
後半ロスタイム、
勢いに乗る筑紫台が攻撃をしかけるも、中盤で鍬先祐弥がブロックし、途中出場の左サイド坂口真心につなぎ、中央の中村健人へ。
そこから中村健人→餅山大輝→中村健人→三郎丸瑞基→中村健人と一気に中央突破し、
中村健人が右サイドの三宅海斗へ絶妙なスルーパス。
三宅海斗がワンタッチし、中央へクロス。
これを坂口真心が決める!
(東福岡4-1筑紫台)
今年のチームを尊重するような崩しでの得点でした。
直後に試合終了。
4-1で筑紫台をくだし準決勝進出です。
第2試合は九国大付属高校vs北九州高校の北九州対決に!
会場に九国OBでアビスパ福岡の田村友が応援に来てました。
明日の横浜FC戦、自動昇格目指し勝利してください。
試合は九国が北九州を圧倒。結果7-0で終了。
シード校が順当に勝ち進み来週の準決勝は
東福岡×九国
去年の決勝の再現カードです。
今年公式戦で戦うのは初ですね。
これまでの九国戦は簡単に勝てたイメージはありません。
策士・杉山公一監督はどんなヒガシ対策をしてくるか。。。
・毎熊晟矢の2点目
・鍬先 祐弥の3点目
・途中出場の三郎丸 瑞基
・アンカーの位置で相手の攻撃を潰し、攻守に大貢献の鍬先 祐弥
・ワントップに入った毎熊 晟矢。本日1得点で2試合連続ゴール。
来週からはレベルファイブスタジアムです!!