苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

苦手を克服!得意をもっと得意に!中学・高校英語がわかる講座

英語が苦手だ、よくわからないという中学生・高校生のみなさんに学校の授業よりもわかりやすくポイントを説明したり、英語が得意になるような勉強法を紹介したり、スラングなど英語の雑学を教えるブログです。英語についての相談にも応じますよ!

英単語には多くの意味を持っているものがあります。

たいして覚えなくていい意味だったら、ほっといてもいいんですが、覚えたほうがいい意味だったらそういうわけにはいかないですよね。

そのときがちょっと困りものですえーん

 

だからといって、たくさんの意味を一つ一つ覚えるというのは、なかなか気が進まないものですショボーン

なんかしんどそうな感じがしますし、そんな覚え方をしたところで、すぐに忘れちゃいそうな気もしますよね?

しかも、あんまり関連がなさそうな意味まであったりすると、その負担はよけいに増えそうです。

 

なので、そのような多くの意味を抱える単語については、「ことば」だけで覚えないようにするべきです。

イメージを使って右脳も巻き込んで覚えることをおすすめします!

ちょっと例を使って説明することとしましょう。

 

contactという単語の意味を覚えたいとしましょう。

この単語にはこんな意味があります。

 

接触、交際、連絡、関係、縁故

 

これらの意味を並べてみて、そこからイメージをふくらませるわけです。

たとえば、2人の人がハイタッチしている手を思い浮かべたとしましょう。

この自分が完成したイメージと連想させてこれらの意味を全部マスターしてしまおうというわけですニコニコ

 

ハイタッチしている手だったら、手どうしが「接触」してますよね?

そして、そんなハイタッチをしている二人だったら、なんらかの「関係」「縁故」を持っているという間柄でしょうし、「交際」をしているわけだからハイタッチができるわけです。

「交際」をしているんだから、当然「連絡」だってとりあっているはずでしょうチョキ

こんなふうにイメージとしてその単語を絵として覚えていくわけです。

 

こうやって自分でふくらませたイメージとひもづけていけば、長文読解でその単語と出くわしたときでも安心です!

英語の長文を読むときはできるだけ速く読んで内容を理解することが重要ですから、「この単語の意味は、たしか、えーっと…」なんて悩んでるヒマなんかありませんプンプン

「速く読んで内容を理解する」のを実現する一つのやり方が、自分が読んだ内容をいちいち訳すのではなく頭の中で映像として描くという方法です。

イメージとして単語を覚えているなら、その映像を描くのもだいぶやりやすいはずです(しかも、あくまで単語の意味から思い浮かべてイメージをつくったんですから、そこまでまとはずれな映像ができあがる可能性も低いです)。

 

さらに、このように名詞だけを完璧にしておくと、動詞などほかの品詞の意味を覚えるのも、圧倒的にラクになりますラブ

さっきのcontactの例だと、「接触」「連絡」の意味を覚えたんですから、「あ、だから『接触する』とか『連絡する』という意味もあるんだな」と覚えやすいですよね。

なので、このイメージとして覚える場合は、どれか1個の品詞(名詞か動詞が一番いいと思います)にしぼってやるといいと思います!

 

こんなふうにイメージをもって覚えていくには、必ずすべての意味をいったん書きだすなど、すべての意味をひととおり可視化しておくことが必要です。

(もちろん、そのうちの覚えておくべき意味だけで大丈夫ですよ)

そのうえで、「これらすべてに共通している概念ってないかな?」「これら全部の共通点になりそうな部分って何になるだろう?」と考えてイメージをふくらませるようにしましょう。

自分で勝手にイメージをつくりあげるわけですから、正解・不正解なんてものはありませんので、自分で自由にイメージさせていけばいいですよウインク

 

「そう簡単に言うけど、なんか自分でやるのはちょっと難しそうガーン」と思った人は、語源から考えていくといいんじゃないでしょうか?

単語を分解して接頭辞とか接尾辞とかのいろいろな部品に分け、「この接頭辞はどういう意味あいなのかな?」「この接尾辞が持つ意味は?」などと調べていき、そこからイメージさせていくというわけです。

調べないとダメなんで、ちょっと手間はかかるかもしれないですが、手間をかけたぶん覚えやすくなってると思いますし、その知識があればほかの単語にも応用ができるので、案外悪くないと思います。

英語の授業では、先生が「教科書の〇ページを開けてください」とかのような指示を出すときは英語を使うのがふつうです。

当たり前といえば当たり前のことなんですけどねアセアセ

 

また、今の高校の英語の授業では、原則英語でやるようにということを文部科学省で決められていたと思うんですが、もう今となってはそれが定着してきたんでしょうかね?

ひょっとしたら、中学校の英語の授業でも、日本語はそこまで使われていないということになっているかもしれないですね。

そこのところは実際どうなのかは、残念ながら自分は情報を持ってはいないんですが…。

 

今回は、そんな英語の授業中に、耳にしたりプリントに書かれているのを目にしたりする可能性が高い単語についての英単語語呂合わせです!

 

1.repeat くり返す
語呂合わせ…と(鳥)、ピーと鳴くのをくり返す
 
例文…We repeated after our teacher.
   (私たちは先生のあとにくり返した。)
 
2.write ~を書く
語呂合わせ…くらい(暗い)文字を書くことできない
 
例文…Please write your name here.
   (ここにあなたの名前を書いてください。)

3.speak ~を話す
語呂合わせ…「ますますピークになって忙しくて」と言い訳を話す
 
例文…You must speak English here.
   (あなたはここでは英語を話さなければならない。)
 
4.word 単語、ことば
語呂合わせ…わーうしよう!単語が覚えられない!
 
例文…I can't remember what this word means.
   (私はこの単語が何という意味なのかを思い出せない。)

5.sentence 文
語呂合わせ…「は書きません」「てんすう(点数)はそれならあげません」
 
例文…Answer this question in three sentences.
   (この質問に3で答えなさい。)

 

中学生だろうと高校生だろうと、英語のテストではリスニング問題が出題されることが多いと思います。

一部の高校入試や大学入試では、リスニング問題がなくて筆記問題だけというところもあるみたいですけどねタラー

でも、定期テストをふくめてほとんどの場合はリスニングがついてくるんで、これから逃れることはほぼ不可能でしょう(笑)

 

リスニングの力を伸ばすためには、日ごろから英語の音声を聞くというのが大切ですよね。

そのためには、まったく聞いたことがない英語を聞くというやりかたが知られていることと思いますチュー

リスニングの問題集を買ってそれを解いていくというのは、まさにこのやりかたです。

たしかにものすごく合理的なやりかただという気がしますよね!

 

一方、何のことを述べているのか、どういう英文を言っているのか、などについてわかっている英文(つまり、自分が知っている英文)について、リスニングするのは意味がないんでしょうか??

はっきり言って、そんなことはありません!!

これもリスニングの力を伸ばすのに大きく役に立ちますが、自分がとっくにわかっている英語を聞いていくというやりかた、つまり「ゆるい」リスニングについて、今回は書いていきたいと思います。

 

もちろん、内容を知っているからといって、ダラダラ聞いているだけみたいな感じで取り組んでいたって、リスニングの力は伸びません。

この「ゆるいリスニング」の一番の利点は、英語を聞くということに集中できるということですチョキ

ふつうのリスニング問題だと、わからないところや、何と言ってたのか聞き取りづらいところなどがあった場合、前後に聞いた内容から推測しないといけませんショボーン

「ゆるいリスニング」なら、内容などはとっくにわかっていますから、そんな労力は使わなくてよく、英語の音声を聞く力を集中的にきたえることができるんです。

 

英語の単語を知っているということと、英語を耳から聞いてわかるということは別の話だと思います。

たとえば、この英文を発音したらどんな感じになるでしょうか?

 

Could you please turn in your report?

(報告書を提出してくださいませんか?)

 

あまり英語の発音をカタカナで書くのはよくないんですが、これをちゃんとした発音で読むと「クジュープリーターニヨーレポー?」みたいな感じになるはずです。

これを聞いて瞬時に報告書の提出を求めてきてるんだと理解しないといけないわけですから、どれだけ英語の正しい発音がわかっているかが大事になってきます口笛

 

さて、ではその「ゆるいリスニング」はどうやって取り組んだらいいのかという方法について書いていきましょう。

まず、自分が聞こうとしている英文を用意して、その英文を読んでしまいます。

リスニングの問題集を使う場合なら、ふつうは音声を聞いてからその後に答え合わせをしますが、「ゆるいリスニング」では解答のところに全文が載っているはずですから、それを先に読んでしまいますキョロキョロ

なんかずるいことをしている感覚になりそうですが、その話される内容をだいたい理解してから音声を聞いてください(笑)

 

ただ、その英文を読んでいるときに、わからない単語やフレーズがあれば、その意味もすべて確認しておいてください!

英文を先に読んで内容がわかっていないのに聞いたとしたら、相当しんどいと思います。

完全に覚えるまではしなくてもいいんですが、全部わかったという状態になってから聞くようにしてください。

 

ちゃんと意味がわかっている状態になってから音声を聞くわけですが、1回で終わりにするんじゃなくて何回も聞いていきましょうグッ

全部内容を知っているはずなのに、音声として聞いてみたら、聞き取れないところや想像とあまりに違う音で聞こえるところがいっぱいあるかと思います。

これを何回も聞いていくことで、意味と音をだんだんと結びつけていく必要があるわけです。

 

何回も聞いていくうちに、「『クジュープリー』って言ってきたら、何か頼んでるってことを示す音だな」とか「『ターニ』っていうのは「提出する」を示すturn inのことか」とかのように、頭の中で結びついていくことでしょう。

そんなふうに結びついたら、「知っている英文」から「聞き取れる英文」にレベルアップができたということです爆  笑

この作業は、意味をしらない英文でやると、とてつもなくしんどい思いをすることになると思いますえーん(さっき「相当しんどいと思います」と書いた理由はこれです)

 

自分が知っている英文でやるわけなので、学校でもらった教材とかを利用して取りかかることだってできますよね。

なので、「あまりお金がなくて問題集を買うのもちょっとなあガーン」という人でもできると思います!

お金を節約しながらリスニング力も伸ばすことができるのは、めちゃくちゃ理想的な勉強法なんじゃないかと思いますが、どうでしょう?ニコニコ