ドラマを見ていたら
56歳女性
吐血→食道静脈瘤破裂
なんとなく嫌な予感がした。
持病はC型肝炎による肝硬変
C型肝炎
⬇
肝硬変
⬇
門脈圧亢進症
⬇
食道静脈瘤
⬇
破裂
⬇
吐血
「私がはやく一人前になって
お母さん元気にする。」
この一言‥
肝硬変の治療薬
まだ開発されてませんが
日本消化器病学会ガイドライン
よくわかる肝臓の病気「疾肝啓発」
対象療法はあるし、
肝硬変に使える
ＨＣＶ抗ウイルス薬もできてる。
ＳＶＲになれば
肝線維化も改善するのかな。
私の場合
17歳
股関節OP 総輸血7,000cc
⬇
26歳 1991/10
C型肝炎診断
⬇
26歳 1992/02
インターフェロン無効
⬇
肝庇護療法
ウルソ/グリチロン/強ミノ(週3静注)
⬇
50歳 2015/12/23〜
ハーボニー内服 ＨＣＶ（−）
⬇
51歳 2016
ＳＶＲ 肝硬度Ｆ４〜Ｆ３
⬇
57歳 2022
肝硬度Ｆ３〜Ｆ２
1991年・2014年
2度の運命の分かれ道‥
ハーボニー治療開始前は
フィブロスキャン未導入で
肝硬度はわからないけど
肝実質は粗雑だったし
軽度門脈圧亢進もあったから
肝硬変の一歩手前
もし6年前に治療できず
ＳＶＲになってなかったら‥
ドラマはＨＣＶ感染に気が付かず
未治療で肝硬変になった設定？
治療無効例？
食道静脈瘤破裂するまで放置？
定期的な胃カメラしてなかった？
定期検診の間に増悪？
ドラマとわかっていても
当事者なので厳しい目でみちゃいます。
もしかしたら私も今頃‥
すごく複雑な思いでみました。