マウスピース受取りが
3週間後に決まった後
「お薬どうしますか?」
と尋ねられ
『ロキソニンとセレコックス持ってます。』
『セレコックスはかかりつけ医で
頓服で月20錠定期処方されています。』
『ロキソニンは今回M歯科で21錠処方され
1日3回定期服用し痛みが軽減したので
セレコックスに変更したら
朝方耳の痛みで目がさめます。』
「どうしますか?」
『連続では、あまり飲みたくないので
頓服服用でもいいですか?』
「そうですね。」
『頓服なら3週間いけます。』
追加処方はもらいませんでした。
消炎として必要なら
痛みが止まらなくても
服用するつもりでしたが
ちゃんと伝わったかしら?
私の中では
ロキソニン 短期&頓服
セレコックス 慢性疼痛&頓服
メインはセレコックスですが
世間的にはマイナーですよね。
鎮痛剤=ロキソニン
解熱剤=カロナール
コロナ渦でカロナールが脚光をあび
違和感すご〜くありました
そして‥
カロナールは、アセトアミノフェンの成分を使う解熱鎮痛剤の商品名で、子どもや妊婦も含めて幅広く使える。しかし、想定を超える需要を理由に、製造元のあゆみ製薬(東京都)が27日から出荷調整を始めた。
ただ、解熱鎮痛剤はほかにもあり、15歳以上にはロキソプロフェンを成分とする薬、子どもに対してもイブプロフェンを成分とする処方薬が使える。後藤氏は、カロナールについて「必要とする患者に優先的に供給できるようにする」と述べ、ほかの薬が使える患者には使用を控えてもらう方針を示した。今後も、感染状況や薬の需給状況を注視していくという。
いまさら‥という感じです。
カロナールは安全性は高いけど
効能に消炎作用がありません。
咽頭痛が激しい
オミクロン株なら
カロナールより
他の消炎鎮痛剤の方がいいのでは?
と素人は考えてました。
ここにセレコックスが登場しないのは
効能に解熱作用がないからですが、
消炎鎮痛剤として
ロキソニンの処方が多いのは
即効性があるだけでなく
薬価の問題もある気がします。
ロキソニン(ロキソプロフェン)
薬価:ロキソニン錠60mg
1錠11.0円
ジェネリック薬価
1錠5.7〜9.8円
セレコックス(セレコキシブ)
薬価:セレコックス錠100mg
1錠38.90円
ジェネリック薬価
1錠8.5〜13.8円
ロキソニンは胃腸障害予防のため
ムコスタが同時処方されることが多いです。
1日分で計算すると
ロキソニン60mg + ムコスタ100mg
先発:(11.0+10.10)✕3回=63.3
後発:(5.7+10.10)✕3回=47.4
セレコックス100mg
先発:38.90✕2回=77.8
後発:8.5✕2回=17.0
数年前までセレコックスの薬価は高く
ジェネリック(後発薬)もありませんでした。
セレコックス(セレコキシブ)
薬価
セレコックス錠100mg
1錠100.69円
セレコックス錠200mg
1錠106.3円
セレコックスにはジェネリック医薬品は
現状存在しません。
2020/4情報
ロキソニンとの薬価差は大きく
セレコックスが処方されない一因かな?
と思っていました。
2020年に後発薬が承認され
先発薬の薬価もかなり下がりました。
先発薬同士の薬価差も少なくなり
後発薬だとセレコキシブのほうが
安いケースもあります。