8月16日、無病息災など様々な祈願をした人に代わって、地元の力士が相撲を取って奉納するという「信願相撲」が16日に、秩父市荒川上田野の船川千手観音堂にありました。
 何せ古い、江戸の昔に花籠部屋から辻相撲の認可が出ているほどの伝統があります。
 
 正午過ぎ、その模様を写そうとのこのこ観音堂に出向いたら、山の先輩でこわーい祐ちゃんが「お、来た来た。きよっしゃん頼むで」とばかり、清泉のしこ名をもつ大先輩に引き渡された。清泉関は「さ、これを着て」と浴衣を着せられ、たっつけ袴をはかされました。
 そ、これで立派な呼び出し姿(画像略=自分撮りはできないから。友人が撮ってたので後ほど画像がくるかも)。
 祐ちゃんからは前々から「呼び出しがいないから、おめーがやるんだ」と言われていました。それが現実のものに。さらに前相撲の行事はなんと、雁坂小屋の助っ人・盛ちゃん。祐ちゃんとせいちゃんは同級生でもあります。盛ちゃんの甥っ子は大相撲の力士でもありました(下位だけどね)。
 
 力士は、っというと秩父市内の相撲好きの青年や県立秩父農工科学高校相撲部員、中学の相撲部員等々。県外からやってきて6年目、と言う力士もいます。巴川のしこ名を持つ祐ちゃんのせがれ二人は、今では力士の要になってます。
 
 力士は、俺の呼び出しで土俵に上がり、「〇〇様の信願により、両名に相撲を取らせます」というアナウンスのあと、行事・盛ちゃんが「はっけよい...」とぶつかり合います。最初の一番は本気で取り組み、二番目は一番の勝者が負けるという「勝ち負けなし」が決まりとなっています。
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 信願相撲の後、拍子木を持った俺を先導に三役土俵入りや勝者の弓取りなど、大相撲と同じ流れで進みました。
 全取り組みがすむと、土俵中央で赤ちゃんを抱き幣束を持ったパパを力士たちが片手で持ち上げます。力士たちがパパのベルトを一斉に持って持ち上げるのですが、股間、どうだったかは分かりません。無病息災を祈る「ゆにあげ」といい、いつもは驚いた赤ちゃんがなきますが、今回は5人中一人でした。でも、まわりからは「お、元気、元気!」とお褒めの言葉がかけられていました。
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 と、まあ、これが俺と盛ちゃんの秩父市無形民俗文化財行事へのデビューでした。