皆野町下田野地区で、田んぼや山道わきに立てたあんどんに火をともす赤城神社春祭りの付け行事「あんどん祭り」が行われました。戦国時代に討ち死にした武者の霊を慰めたのが始まりといい、春の彼岸行事として伝わったものです。
以前は彼岸入りの18、19日でしたが、最近は3月第3日曜日とその前日に灯されるようになった。ことしはちょうど彼岸の入りに重なったわけです。
あんどんは縦25cm、横35cm、奥行き20cmの木枠に半紙を張ったもので、俳画やアニメのキャラクター、風景など、地元の人たちが描いています。このあんどんを地区内の生活道路などに角棒が数メートル間隔で立てられ、あんどんが付けられます。主立った場所には大型のあんどんも立てられました。

山道にも

その数350個あまりといいます。あんどんは灯油ランプで灯されます。

以前は家の数も少なく、あんどんは風景に溶け込むように見られたものです。今は家が建ち、その面影は遠いものとなりました。

それでも、淡い明かりは山すそに点々と浮かび上がり、あんどんの火がゆらゆらと揺れながら、春の山里は暮れていきました。