かれこれ40年前のスナップ。
 あの時でも「古さ」を感じさせた山里の祭りでの一コマ。
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 今は小鹿野町となった両神村薄(すすき)の鎮守、諏訪神社秋祭りの余興。演目は「新舞踊」のマドロスもの。
 舞台は明治から昭和初期に掛けて流行った歌舞伎芝居の舞台として使われた。
 年月が経って色あせた舞台だが、そこに立つ人は文字通り「檜舞台(といっても杉板か栗板材だけど)」だったはず。
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 「スポットライトに照らされて そろりそろりと帯を解く.......」は笑福亭鶴光歌う「うぐいすだにミュージックホール」の迫真の場面。
 当劇場のスポットライトは、文字通りのスポットライトだが、工事現場なんかで使う500ワット球。
 
 スポットライトに浮かび上がった荒川幸太郎一座の座長さん、お得意のポーズ。
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 白塗りのマドロス姿。いい、いい!
 そしてカメラ目線。
 このとき、舞台下手の蓄音機(※注)で針飛びが起こり、音声が立ち往生、その都度針直しで踊りを中断。主役から裏方まで一人で務めるという、東宝映画の喜劇ものみたいなひとときだった。(※1番目の画像観客席から向かって左ね)
 
 この一座まだ現役で、毎週水曜日の午後、某日帰り温泉の舞台に立っている。
 
 実は、先だって焼き鳥屋で行き会わせた先輩と写真談義。スナップに話題が移り「おまえが一番師匠にくっついていたから、いいのがあるはず」と言われ、ネガを引っ張り出した次第。