休み。あちーんで、お出かけはなし。でもって久しぶりに読書。文庫本だけど1日で読了なんて、昨年秋以来かな。日がな一日、本読んだり、山へ分け入ったり、薪作りなんかをしたいな。「自分で選んだから」とすぐ言われる。この言葉で少しは○が縮まるようだ。
 
 葉室麟著「実朝(さねとも)の首イメージ 1
 鎌倉幕府3大将軍源の実朝が兄で2大将軍頼家の子公暁に暗殺され、彼の首を巡ってのフィクションだが、登場人物の大多数は実在した武将やお公家サンとか多士済々。
 
 鎌倉幕府執権の北条義時、姉で尼御台と呼ばれた初代将軍頼朝の妻政子、後鳥羽上皇、かつての和田合戦で敗れた義盛の嫡孫朝盛、合戦以後消息不明だった義盛三男の朝夷奈三郎義秀、源の頼政の孫頼茂などなど、おなじみの名前がずらずら。
 そこへ女より美しいという三浦の郎党弥源太、後の忍者のような幕府御使雑色(おんしぞうしき)、後鳥羽上皇に仕える盗賊上がりの交野八郎などがからみ物語は展開する。
 実朝暗殺を指嗾(しそう=そそのかす)したのは誰かという伏線もあり、おなじみの名前が入り乱れて鎌倉、京、相模国を主な舞台に繰り広げられ、文字通り一気呵成に読了。
 
 そうだ「鎌倉に行こう」
 
 葉室麟著「実朝の首」角川文庫 \667円(税別)