つとっこ
 昔から秩父に伝わった季節食品の一つです。
 
 栃の葉でもち米やアズキ、キビなどを包んで蒸したもの。
 おやつや山や畑仕事の弁当代わりにしたといいます。
 
 そのつとっこを、小鹿野町の知人からいただきました。
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 知人は広大な山林を管理しており、以前は石灰岩峰の二子山(通称・にしふたご)保護活動の中心として尽力しており、いささかお手伝いもしました。
 春にはトチモチをプレゼントしてくれます。今は様々な仕事で活躍する身ですが、トチモチといいつとっこ、といい、毎回手作りしてきます。
 
 トチモチやつとっこを手作りする家庭はごく少なくなってます。
 伝統を食から守り伝える、こんな人がリーダーの町が大好きです。 
 
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 さっそく、包みを開いて.....
 栃の葉の香りとともにいただきました。
 「うう、山の中でくいてぇなぁ」
 
 昨今、「こぢゅうはん(小昼飯)」の一つとして紹介されてますが。
 
 実は、そんなこととうの昔にやってます。
http://www.chichibuji.gr.jp/?page_id=774にその経緯を説明してます。
 
 つとっこのレシピはこちらのページ

つとっこ
【由来】
 5月5日端午の節句の頃食べるこの「つとっ子」は、とちの葉で、もち米や小豆きぴをつつんで蒸した郷土色豊かな味がします。「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」春浅き山里に、新緑薫る頃ともなると裏山にのぼり栃の葉をつみ「つとっ子」をつくる習慣がずうっとつづいています。昔は武士が戦場において栃の葉で穀物を包み、火で蒸して仕上げ携帯食料としても重要な役割を果していました。農家においても、野良仕事の弁当、子供のおやつに愛好され保存食としても大切な食料でした。

【作り方】
①栃の葉は洗って水を切っておきます。わらは水にひたし柔らかくしておきます。
②もち米、きびは磨ぎ洗いして一晩水にひたしておきます。小豆はくずれない程度に煮ておきます。③水切りをした②の【材料】をよくまぜ合せ、栃の葉二枚を合わせた上に、大さじ3~4牧人れて塩少々をふりかけ、手前からゆるみのないよう包み、わらひもでしっかり固く止めます。
④沸とうした鍋に入れ、動かないよう中ぶたをしてからふたをして45分問ほどゆで、水のうでしょうぎに上げます。
(吉田町 新井フミ)