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 秩父神社の西側、道生町の通りを神社目指す中近笠鉾(なかちかかさほこ)
 
 第一回の説明で、秩父宮殿下が秩父神社で秩父夜祭の屋台、笠鉾をご覧になっている写真を載せました。笠鉾に近い赤ちゃんを背負ったお母さんはネンネコ姿です。12月の夜祭りとも思われますが、殿下にご覧頂くため、秩父神社へ向かう途中と推定しました。根拠は、軒先の紅白幕です。
 
 左側の土蔵、その右隣の二階建て民家など、現在も変わらぬ姿で、秩父でも最も趣ある光景を残してます。
 中近笠鉾ですが、大正の時代も今の姿ですね。下の方に本来あるべき姿の画像を添付しました。
 撮影者のUさん宅は、この通りに面しており、門と塀がめぐらされた、おっきな家でした。
 
イメージ 2 写真乾板とほぼ同位置から写しました。
 歴史を感じる、いい街並みです(北側だけだけど)左側は秩父市長の久喜さんち、お医者さんだけど、今は市長を専念。写真好きで、カメラは俺と同じEOSデジタル。なにせ、秩父はキヤノン電子の本社があります。
 
 
 
 
 
 
 12月の秩父神社例大祭、通称・秩父夜祭には4基の屋台と2基の笠鉾が登場します。国の有形民俗文化財です。
 中近笠鉾は本来、三層の花笠姿で高さは15mにもなり「下郷笠鉾に次いで二番日の高さを誇っている」そうです。ます。その本来の姿で登場したのは、最近では2000年5月と2004年10月で、2度とも飾り置き」。
 秩父の笠鉾は、三層の花笠でおめかししますが、秩父夜祭では屋台とおんなじような姿です。で、祭り客からは「笠鉾ってどれですかぁ」という質問が相次ぎます。
 ちなみに、小鹿野町の小鹿神社春祭りの新原笠鉾(高さ11m)腰之根笠鉾(高さ11m)は、華麗な笠鉾の姿で登場します。こちらは埼玉県の有形民俗文化財です。
 
 以下は秩父市教育委員会の「秩父市の文化財lを引用しました。


中近笠鉾(なかちかかさほこ)
所在地:秩父市中村町2569番地1
所有者:中近笠鉾保存委員会
 中近笠鉾は、八棟造<やつむねづくり>、三層の花笠、雲形のせき台、万燈にしめをおく鉾と屋台の複合体で屋台笠鉾とも呼ばれる珍しい形式である。
屋形の中央に内室<うちむろ>と呼ばれる内陣風の造作の中に標木<しめぎ>がこの中を通し立てられ、その頂に365枚の紙を12垂れに切り、前面に榊が添えられる。民俗信仰の要素の多いことは、早い年代に建造されたものといわれる。


イメージ 32000年5月の「飾り置き得意げ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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こちらは2004年10月の「飾り置き得意げ