昼間、我が家から小一時間の山の中に住む友人を訪ねた。仕事に関連して、ソーラー発電のことをあれこれ話してきた。彼の家は秩父市大滝。国道140号を南に少し走らせ、約6キロの雁坂トンネルを抜けると山梨県。そんなところにある。彼「徳ちゃん」は奥秩父の甲武信小屋を運営しているが、メカにめっぽう強い。
「両親に会っていくんだろ」「もちろん」俺。
別棟に住むおじさん、おばさんに会った。
「せがれから、今日来ることをきいていたよぉ」と二人。嬉しい出迎えの言葉。
別棟に住むおじさん、おばさんに会った。
「せがれから、今日来ることをきいていたよぉ」と二人。嬉しい出迎えの言葉。
いつもも訪れるのは勝手口から。広い土間になっており、まきストーブが鎮座し、そこで茶飲み話や飲み会(もち酒)ができる。その奥に、うどんやそばを打つ場所がある。今日は別のものがあった。濃い茶色をしたもの。「栃餅」とすぐ分かった。
「今日ね、栃餅作ったんだ」とおばさん。
俺「こりゃ、いいとききたもんだ」
「栃の粉ともち米の配合を間違えちゃった。苦いかもね」
さっそく試食。「ん、なことはねぇよお。栃の香りもいいし、こりゃ、うんめいやいね」俺。
おばさんは「そうに言ってもらうと嬉しいよお」と目を細める。
俺「こりゃ、いいとききたもんだ」「栃の粉ともち米の配合を間違えちゃった。苦いかもね」
さっそく試食。「ん、なことはねぇよお。栃の香りもいいし、こりゃ、うんめいやいね」俺。
おばさんは「そうに言ってもらうと嬉しいよお」と目を細める。
二人は長いこと奥秩父の十文字峠にある十文字小屋を切り盛りしてきた。
平成13年(2003年)に小屋をせがれに譲って家に入った。
その直後に山梨の石和温泉で慰労会を開いたが、ストーブを囲んでひとしきりその話題に花が咲いた。
平成13年(2003年)に小屋をせがれに譲って家に入った。
その直後に山梨の石和温泉で慰労会を開いたが、ストーブを囲んでひとしきりその話題に花が咲いた。

かみさんにお土産でもらってきた栃餅の一部(笑)
栃餅は、灰汁(あく)抜きしたトチの実を、もち米といっしょに蒸して餅につく。灰汁抜きが大変で、何度か挑戦したがうまく出来なかった。やはり、これはベテランが作ったものを食べるのが一番だね。