初めて就職し、任地の浦和市(現在のさいたま市)に住んだとき、仕事で付き合いがあった市役所公園担当係長から数株頂いた。市内秋ケ瀬に自生する種で、自生地は国の天然記念物に指定されていた。当時の荒川河川敷は広大で、各所で無許可業者が違法に廃棄物野やきをしていた 。自生地外の野焼き現場で自生していた株を保護したもので、頂いたのはその株。

 

 結婚し、二人暮らしのアパートベランダに鉢植えを置いて夫婦で眺めていた。やがて子を授かり、自生地には親子3人で行った。越谷市に転勤し、もちろんサクラソウの鉢は一緒に移り住んだ。さらに転勤、持ち家に住めるようになってサクラソウは初めて地植えになった。サクラソウが家族の一員になって後数年で半世紀.....

 サクラソウは我が家の”結婚記念花”になってる。独立した我が子たちにも株分けしている。