先日、保見団地に行ってきました

 

労働力不足が今後ますます深刻になる中で

外国人労働者の力は不可欠

 

多様な人々との共生社会を作っていく上で

どんなことが必要か

現場の声をお聞きする為です

 

 

 

保見団地は

豊田市の北西部にあるマンモス団地

1980年代後半から

豊田の自動車産業に働きに来た

ブラジルやペルーの人々が増えてきました

 

住民の7割が外国人という環境で

言葉・文化・習慣の違いなどから

地元の日本人との間で

これまで多くの問題がありました

 

その一つ一つに向き合い

地域との橋渡しをしている方々に

お話を伺いました

 

気づきや学びが沢山ありました

 

「丹野さん、ここは票にならないよ」

冗談っぽく言われました

 


確かに直接的にはそうかもしれない

でも

もっと大切なことがある


彼らは働き納税をし

日本で生きています

これからの日本が

外国人労働者の力を借りなければ

立ち行かなくなる状況で


それは単なる「労働力」ではなく

「一人の人間」として

日本でどう生きていくのか

 

「ダイバーシティ」

「多様性」と言われます


それぞれ異なる人が存在しているだけでは

そこに共生社会の輪は生まれません


多様な人々がお互いを認め合いながら

すべての立場の人が

尊重される社会となること

 

その環境を促すために

政治の観点でどんなことができるのか

今後もお声をお聞きしながら考え

議論していきたいと思います