事情と経緯と気持ちを

記します



今回体験して初めて知ったのですが


自分の生まれ育った地元から出馬出来るのは

親の代からの世襲か

長年現職で何期も当選しているか

議員秘書をして地盤を貰うか

たまたまの巡り合わせか

という場合が多く


私のように

世襲でもなく

議席数の少ない小さな政党ですと

そもそもどこなら出られるか

というところから始まります



今年2月末国民民主党の理念に惚れ込み

私も一員になって貢献したいと

手を挙げたことから始まりましたが


上記の事情により

地元愛知県からは出られず

岐阜県を提案されました


長年選挙特番をしていたので

強烈な保守地盤ゆえ

とてつもなく厳しいと承知していましたが

曽祖父の出身が大垣でゆかりもありますし


なにより

日本の政治を変えたい

その為には

厳しい挑戦でも

ひるまずやってみようと決意をして

岐阜に引越し活動を始めました



岐阜県の皆様からご理解を頂くのは

簡単ではなかったですし

それでも温かいご支援ご協力を頂けた事

言葉にできないほど感謝をしております



しかし私の力不足により

257852もの票を頂いた一方で

当選候補との票差や

42市町村の票数結果などを鑑みると

岐阜県の厳しさを一層痛感し

『次も岐阜県で手を挙げます』と

即答できませんでした



とはいえ3か月濃密に過ごしたことから

様々な絆もでき

温かく支えて下さる方々と

これからもご一緒したいという思いも

とても強く湧いていました


さりとて


自らのお金も時間も労力も

全てをかけて挑むものですから

生半可な決意では貫けませんし

情だけで決めてしまってはいけない

という心の声もありました


岐阜県でなくとも

どこから出ても選挙は厳しいですし

本当に本当に悩みました



結局自分の中で出た答えは

出身地の愛知県で思い残すことなく頑張って

審判を仰ぎ

それでもだめなら受け入れようと思いました




正直な気持ちを党に伝えました


国民民主党としても

議席を増やし党勢拡大することが

大命題ですので

岐阜県の皆様には

誠に申し訳ない気持ちでいっぱいながらも

党として

今回の結論に至ったのだと思います



『そんなに政治家になりたいんですね』

冷たく言われることもあります


誤解を恐れずに言えば

『はい、そうです』


でもそれは

目的ではなく手段です



国会議員になることが目的ではありません

あくまでも手段であり

私の最終目標は

政治によって日本の課題を解決し

希望のもてる国にすることです



そのために

次こそは必ず勝ち

岐阜県でご支援ご協力下さった皆様の

ご恩に報います


こうした思いをご理解頂けます方は

厚かましいお願いですが

選挙区が変われど

比例で国民民主党と応援賜りますよう

丹野みどりを応援して下さいますよう

よろしくお願い申し上げます