W杯アジア2次予選第一戦、
シンガポールに0―0でしたね。

今夜の試合を前に、
今日の
17時台「みどりよりどり」では、

先日の親善試合イラク戦について
セルジオ越後さんが辛口の提言を
されていたので、その内容を
お話させて頂きました。

セルジオ越後さんの辛口提言は
要約すると以下のものです。

・)先日のイラク戦では、
イラクはベストメンバーでなく、
あんなレベルの試合を
何千試合やっても
日本は強くならない

・)アジアレベルの親善試合相手には
契約に
「ベストメンバーで臨むこと」とか
一文を入れたらどうだ。
ギャラを貰って来るのであれば、
それくらいしかるべきだ。

・)世界中他の親善試合は
もっと面白い。
じゃあ、もっとギャラを出して
強豪国を呼ぶか?
いや、それじゃあスポンサーの
利益が飛ぶからダメだろう。
しかも仮に強豪国ばかり呼べても
負けが続けば集客にも影響し、
これまた収益が下がる。
よって、
ほどよきギャラで、ほどよき相手に
勝って儲かる試合…これが、
今の親善試合の組まれ方である。
しかし、これでは、
いつまでたっても強くなれない。

・)では、どうする?
まず、観客の目が肥えるべき。
先日の親善試合の様なレベルを
見せられたら、
ブーイングしなきゃだめだ。
みんなあれで本当に良かったのか?
あれは
観客に失礼な試合だったじゃないか


・)次にメディア。
「日本4―0で快勝、文句なし」
なんて書いてる場合か。
「日本は勝ったけど、
観客に失礼な試合だった」とか、
「無意味なマッチメイク」ぐらい
書かなきゃダメだ。

・)協会もスポンサーも
変われないなら、
観客とメディアが変わるしかない
さもなければ、いつまでたっても
日本は強くならない。


…こういう内容でした。

至極もっとも。正論。
ブームでキャーっと
盛り上がるのも悪くないけど、
やはりもっと観客もメディアも
言うべきは言う、
是々非々でいくことが、
真の応援であり、
れが結果、為になるのですよね。

ヨーロッパや南米の
サッカーの観客やメディアは、
手厳しいですものね。


セルジオ越後さんの提言。
スポンサーなどしがらみが多い中で
誰も言えなくなっている状況で、
よくぞ言ってくれました、
という感じですが、

これって、サッカーや
スポーツだけにとどまらず、
何にでも言えるのではないでしょうか

本当はそんなんじゃ為にならない、
良くはならない、改善しない、
と分かっているのに、
誰も何も言わない。言えない。

会社で、人間関係で、
とてもよくある事ですよね。

でも、今回、
セルジオ越後さんの提言を読んで、
「ああ、
受け身の傍観者ではいけないんだな」
と思いました。

しがらみや損得勘定や
自己保身に関係なく正論が言える、

また、それを聞く耳をもつ、
という社会が健全ですよね、
本来は。

政治もそう。
間違ってると思ったら、
どうせ一国民の意見なんて、
どうせ私の一票なんてと
諦めてしまいがちですが、
やはり声をあげないと。

なんて、
色々考えさせてくれた
セルジオ越後さんでした苦笑

うむ。