ルネ・エルスの思いで | tannguxtutomannのブログ

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1981年3月14日に訪れた
   RENE.HERSE(ルネ・エルス)について。



       実用的でありながらも個性のあるポーター


街を歩いていると各所に自転車が有るが
それぞれに個性が有り、大事に乗られている。


日本の現代の駅前に置いてある個性の無い
オバチャリを考えると34年前のフランスに
自転車文化追いついて居ないのである。


上の画像に有るポーターであるが
頑丈かつ使い勝手も良く考えられているが
  日本と違うのはスタンドが無い事であろう。


それでも関係なく普通にみんなが使っている。

パリの市街地から少し離れた
     RUE DE COLUMBUSにある
       かの有名なルネ・エルスを訪れた。

同行していた友人はルーブル博物館の方
    行ったがこっちの方が全然重要である。


   看板にもある様にオーダー専門の工房である




    綺麗なフォルムのタンデム


フロントウインドウに綺麗なスカイブルーの
     タンデムが堂々と飾ってあり
     流麗なフォルムを楽しませてくれる。

ウインドウショッピングをしなければ
ならないのでフレームをオーダーするほど
   予算が無かったのでパーツを購入する。

ウインドウに飾ってある商品をみて
本当に何かを買うつもりが無い時には
店内に入らない事であり、店内に入る時
    商品を買うつもりでないと駄目なのが
ウインドウショッピングである。

Huret
ジュビリーセットT.APISTA
          ペダルを購入する事にした。

ところが入っても英語通じない
そこで ニューサイクリングの別冊である
 『スペシャルメイドサイクル総覧』を持参
  していたのでそこに掲載されている
ルネ・エルスの広告をリリー・エルスと
      ビルダーのディユボア氏に見せて
   この広告を見て来店した事を示しました。


次の瞬間から何とか英語の片言で対応
        してくれる様になったので助かった。


    リリー・エルス(左)とお手伝いの店員さん


      ビルダーのデュボア氏と購入パーツの箱(左手前)


スペシャルメイドサイクル総覧を献上して
      無事にHuretT.Aを購入。


購入した部品の金額は¥15000程度で
 日本で買う3分の1位だったであろうか?



       落ち着いた店内と珠玉の名車群


日本には80台位しかないルネ・エルス
      今なら店頭に有ったタンデムは
恐らく現代の取引価格は200万円位
                になるであろ


今でもあのルーブル美術館など行かずに
    ルネ・エルスを訪れることが出来て
             本当に良かったと思う。

何故ならルーブル博物館今でも有る
       ルネ・エルス無いからである。