ロキノン渋谷翁の記事を読んでちょっと書きたくなってしまったジャマイカ。
Perfumeのドームライブについては良い悪い色々あったと思います。観客の嗜好によってもあのライブの感想はかなり差があったのではと。俺自身は、新しい冒険や既存曲のリビルドといった要素が少なめだったので少し残念さが残りました。チャレンジであったろう「Perfumeの掟」というパフォーマンスは音がある程度良くないと成立しないと思うのでなおのこと。
しかし、3人とスタッフは「なるべく多くのお客さん」に楽しんでいただくことで祝祭を成功させたということはいえるかなと思いました。
俺の周囲には、若いお客さんが多かったが、総じてブレイク後のシングル曲を楽しんでるという印象でした。
売れた後のシングル曲でPerfumeを知りファンになるあるいは興味を持って来た人が多いんでしょう。5万人いればそりゃそうですわ。シングル曲ほど盛り上がる。
Pefume陣営はそういうお客さんが多いということを理解してて、新しい方向性は打ち出さず、ああいったセットリストにしたんでしょう。
今回で「さよならPerfume」という人もたくさんいるかもしれない。
良いんです。
実はそれで本当に永遠にサヨウナラとなったわけじゃあないことを、サザンやGleyといった大物の歴史を見て来たスタッフは良くわかってるんでしょう。
バンドもファンもどんどん変わっていく。それが普通で自然なことですし、去るファンがいれば、新たにファンになってくれる人もいる。一時去っていたが新しいアルバムが気に入って戻ってくるファンもいる。
結局、気まぐれでうつろいやすいファンのために、そのときそのときでベストを尽くすしかない。
老獪な渋谷翁の言葉は、フェスで動員が期待できる大事な出演者への単なるサービストークとは感じられませんでした。
我侭を通してこそかっこいいバンドもありますが、Perfumeは違うんだよな。
「Perfumeの掟」は、部分部分しか把握できずDVD待ちなんですが、過去のPerfume、ほんの少し前のPerfumeすら抹消してアップデートしていくという様が描かれてたようです(by 道夏さん)
そういったアップデートのための才能、労力は全てファンの笑顔のためにあるというごく当たり前の姿勢こそが、Perfumeの生命線なんでしょう。
売れ出した当初から当たり前のように無心にその姿勢を貫くPerfumeに渋谷翁は「桑田佳祐が30年トップを走り続けて到達した境地に、何故19才の女の子が立てたのか分からない。」と新鮮な感動を覚えたんでしょうし、それこそがアイドルの生命線でもあるわけで、それを貫き通して成功したPerfumeは多くのアイドルの希望となったんだろうなと。
要するに渋谷翁はPerfumeと出会うまでは俺と同じく本質的にアイドル童貞だったんジャマイカと(笑)