some dialogs with the guitar #1 - kawol - | So What?

So What?

どんなに忙しくても音楽の傍に居たいものです

kawol氏から新しいアルバムが届いた。

前作は、ノスタルジックな妄想を喚起する作品でした。
http://tanab.blog37.fc2.com/blog-entry-1080.html
今回はおそらく意図的でしょうが、ノスタルジックなイメージは完全に排除されていました。

過去ではなく、目の前に繰り広げられる風景や質感をイメージして表現することに神経を注いだ感があります。
彼の最近の作品に言えることですが、ますます映像的になっていってるなと。俺は想像力が豊かではないので、そういう人向けに、出来れば映像とセットでリリースして欲しい気がしました。そうするともっと売れると思う。コストかかって厳しいでしょうが(笑)

お気に入りは、06と09。06は割りと誰でも聴きやすいしイメージしやすいと思う。09は圧巻の一言。
ただしライブでやると顰蹙を買うかもしれません(笑)

淡々と描写を続ける先に何があるのか。
POPSは聴く人を楽しませることに徹して創作される。では、こういう作品は?
とエンタテインメントに慣れてしまうと思ってしまう。
だけど。表現しないと生きていられない人もいるんですよ。芸術なんてお高くとまる気など毛頭無い。芸術以前の話です。ひたすら表現欲求に駆られて突き進んでしまう人間がいる。今、そういう人たちはクラシックを除くと、テクノとかアンビエント方面に行くことが多いのではと思います。評価してもらいやすいしね。

彼は嫌がるだろうが、俺はあえて言うと、これは良質なアンビエント作品だと思います。
こう言ってのけることでリスナーが増えるんなら俺は言っても良いと思うんですが、どうよ。
彼が同じ表現を電子機器を使ってやれば、格段にファンは広がるでしょう。彼も電子機器を扱いますが、今はギターでの表現に入れ込んでいる。それだけのことです。

今、やりたいことを、少しずつでも出来る彼は表現者として幸せ者だよなと思います。

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