Music Voice ≠ME 横アリでツアーファイナル の記事が熱い

≠ME、グループ最大規模となる横アリでツアーファイナル「感謝の気持ちでいっぱいです」24年07月15日21時36分 村上順一

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指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ≠ME(ノットイコールミー)が15日、神奈川・横浜アリーナで『≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」』のファイナル公演を行った。本ツアーは4月29日の東京ガーデンシアターを皮切りに、メンバーの出身地全国8会場15公演を行うというもの。ツアーファイナルはグループ最大規模の会場となる横浜アリーナで昼の部、夜の部と2公演を行い、8月28日に発売される9thシングル「夏が来たから」を初披露するなど、アンコール含め全27曲を披露した、昼公演の模様を以下にレポートする。

 

開演前には、このツアーファイナルが凱旋公演となった神奈川県出身の蟹沢萌子と櫻井ももによる影アナでライブの注意事項を伝えた。その中で「(アナウンスで)噛んだら罰ゲームってどう?」など、2人の和気あいあいとしたやりとりで、楽しませてくれた。

 

 

 そして、開演時刻になりライブへの高揚感を与えてくれる「Overture」が流れる中、ステージにメンバーが登場! 盛り上がるなか「ノイミー、横浜アリーナ盛り上がっていくぞ!」とメンバーが叫び、尾木波菜と鈴木瞳美がWセンターを務める「偶然シンフォニー」でライブはスタート。サビではオーディエンスの掛け声も盛大に響き渡り、序盤から一体感のある空間を作り上げていく。

 

 

 「秘密インシデント 」では、アリーナとスタンドの間にある花道で2組に分かれてパフォーマンス、後半では会場後方に設置されたステージで12人揃って歌唱し、オーディエンスもさらにエキサイト。『「君の音だったんだ」』では、センターステージでパフォーマンスし、続いての「君はこの夏、恋をする 」では、スクリーンに花火が投影され、夏らしいダイナミックな演出で楽しませた。3箇所のステージを巧みに使い、大きな会場でも、距離感を感じさせないステージを展開していく。

 

 

 他己紹介を挟み、“萌子コール”が会場に響き渡るなか、蟹沢萌子が1人ステージに登場。届けられたのは、坂道AKBの「誰のことを一番 愛してる?」をカバー歌唱。儚さを感じさせるナンバーを、クールな歌とともに届け、蟹沢の新たな一面を見せてくれた。続いてインダストリアルな映像をバックに届けた「Marcato」、ポップな「春の恋人」、ハードなロックチューン「デート前夜レクイエム」と、バラエティに富んだユニット曲を立て続けに披露し、オーディエンスを魅了した。

 

 

 定評のあるクールなダンスで会場を盛り上げていく≠ME。その勢いのまま落合希来里がセンターを務める「フロアキラー」へと流れ込んだ。会場はペンライトがビートに乗って美しく揺れる光景が広がった。そして、鬼気迫るパフォーマンスが印象的な「アンチコンフィチュール」でギアを上げていく。キュートさだけではない、≠MEの持つさまざまな側面を届ける。続いてダンスブレイクが見どころでもある「天使は何処へ」で、冨田菜々風が空中を舞う演出が! 天使のように舞う冨田の姿にオーディエンスのテンションはマックス。大きな歓声が上がった。

 

8月28日に発売される9thシングル「夏が来たから」のMVがスクリーンに投影された。海をバックに踊るシーンやメンバーそれぞれが夏を満喫する姿が映し出され、一足早く新曲を楽しんでいると、アリーナ後方に設置されたステージに登場した≠MEが、新曲

を初披露した。青春がコンセプトの彼女たちにピッタリな爽快なナンバーで、エモーショナルなラブソングで会場を沸かせた。

 

「夏が来たから」初披露

 

 

ここで“ノイミー学園軽音部”、生バンドがメインステージに登場。インストで会場を盛り上げていくなか、メンバーがステージに登場。「私たちの声とみなさんの声を合わせて、さらに一丸となって盛り上がっていきますよ」と投げかけ、メンバーの名前をコールし、後半戦へ向けテンションを高めていくなか、次に披露する楽曲をルーレットで決めることに。選ばれた楽曲は、メンバー紹介曲でTikTokでバズった盛り上がり必至のナンバー「てゆーか、みるてんって何?」に決定! 生バンドによるダイナミクスと疾走感のある演奏に合わせて、会場のボルテージもさらに上がっていく。

 

 

 続いて披露された「このままでモーメンタリ」で、蟹沢が「いつまでも私たちと幸せを重ねていこうね」と投げかけると、それに応えるようにオーディエンスから大きな歓声が響き渡る。

 

 

 アリーナ後方のステージに登場した川中子奈月心。「君はスパークル」のサビをピアノの美しい音色をバックに歌唱。会場から感嘆の声が響く。心揺さぶられるドラマティックなスタートから、バンドサウンドへと紡がれていく。メインステージと後方のステージの2箇所で展開していたのも印象的だった。

 

 

 盛大なコールが会場いっぱいに広がった谷崎早耶がセンターを務める「初恋カムバック」を終えMCへ。ここでツアー恒例の掛け声をやりたいと呼びかけ、「ももきゅん、萌子、おかえり」コールが横浜アリーナに響き渡る。そのを声を受けて蟹沢と櫻井の2人が「ただいま〜」と返し、凱旋ツアーならではの光景が広がった。櫻井ももは、「みなさんにおかえりと言っていただけるツアーって贅沢だなと思って、こんなにポカポカな気持ちになるんだなと実感しました」と話し、蟹沢は「こうして温かい皆さんとメンバーとスタッフ、バンドメンバーの皆さんと立つことができて感謝の気持ちでいっぱいです」と、横浜アリーナ単独公演の喜びを伝えた。

 

 

 「次の曲が最後になります」と告げられると会場からは、「え〜〜!」と終わりを惜しむ声が。本編ラストは「まほろばアスタリスク」を披露。冨田は「3ヶ月間、凱旋ツアー本当にありがとうございました!」と感謝を改めて伝え、メンバーが「もっと、もっと」と会場を煽り、まだまだ熱量が高まるなか本編を終了した。

 

アンコールは鈴木瞳美がセンターを務める“あまあまラブソング”の「想わせぶりっこ」でスタート。6人のメンバーが通常は立ち見席となる通路をトロッコに乗って移動し、スタンド席のオーディエンスへ歌と笑顔を届けた。そして、自撮り棒を使ってのパフォーマンスが印象的だった「デートの後、22 時」、会場がエメラルドグリーンのペンライトで埋め尽くされた『「君と僕の歌」』では、≠MEとファンの絆を感じさせた。その光景にメンバーも「素敵な景色ありがとうございます!」と嬉しそう。

 

 

 MCでは、蟹沢が6曲目にソロで披露した「誰のことを一番 愛してる?」(坂道AKB)を選曲した意図について、「リリース当時から大好きだった曲です。凱旋ツアーということで、横浜アリーナで自分の新しい色に挑戦したいなと思って選びました。これからも≠MEを通していろんな曲の世界を表現できるように頑張っていきたいと思います」と言及。

 

 

 また、初披露となった新曲「夏が来たから」について、同曲のセンターを務める冨田は、「エモーショナルな夏のラブソングになっています。ノイミーちゃんとこの曲と一緒に夏を過ごしてもらえたら嬉しい」と想いを伝え、ラストは生バンドとともに、1stアルバムリード曲の「ラストチャンス、ラストダンス」を届けた。切ない歌詞に疾走感のあるサウンドのギャップが魅力の同曲を、全身全霊のパフォーマンスでオーディエンスを扇情した。

 

 

 最後に蟹沢は、「やっと、同じクラスになれたね〜。みんなに会えるのがすごく楽しみでした。たくさんの青春をずっと一緒に過ごしていけることをすごく楽しみにしています。同じクラスになったということは、永遠に同じクラスなので、また一緒に過ごしていきましょう!」と投げかけ、櫻井は、「同じクラスのみんなが大好きです!」と想いを伝え、昼の部を締めくくった。

 

【セットリスト】

M0.Overture
M1.偶然シンフォニー
M2.秘密インシデント
M3.「君の音だったんだ」
M4.君はこの夏、恋をする
M5.好きだ !!!
M6.【昼】誰のことを一番 愛してる?<坂道AKB> 【夜】この空がトリガー<=LOVE>
M7.Marcato
M8.春の恋人
M9.デート前夜レクイエム
ダンストラック
M10.【昼】フロアキラー  【夜】ワタシアクセント
M11.P.I.C.
M12.アンチコンフィチュール
M13.天使は何処へ
M14.夏が来たから 8/28発売 9thシングル
M15.【昼】てゆーか、みるてんって何? 【夜】クルクルかき氷
M16.【昼】このままでモーメンタリ 【夜】桃色デイブレイク
M17.す、好きじゃない!
M18.ヒロインとオオカミ
M19.君はスパークル
M20.はにかみショート
M21.初恋カムバック
M22.まほろばアスタリスク

<アンコール>

EN1.想わせぶりっこ
EN2.デートの後、22時
EN3.「君と僕の歌」
EN4.【昼】≠ME 【夜】ラストチャンス、ラストダンス
EN5.【昼】ラストチャンス、ラストダンス

WEN.【夜】≠ME

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凄く詳しい記事で素晴らしい

ただ1点 ≠ME ラストチャンス、ラストダンスの位置関係が違った

太字が正確