STREAM(2024.6.13) 髙橋舞と藤沢莉子のインタビュー記事 秀逸

 

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)「ハイスペックなメンバーで、目指すは日本武道館」INTERVIEW

指原莉乃がプロデュースを手掛ける「=LOVE(イコールラブ)」、「≠ME」(ノットイコールミー)に続く、第3のグループ「≒JOY(ニアリーイコールジョイ)」が、結成から約2年の活動期間を経て、6月12日に、1stシングル「体育館ディスコ」をリリース。通称“ニアジョイ”メンバーが、どのような思いで、1stシングルのリリースを迎えようとしているのか、1stシングルで感じられる≒JOYらしさとは何なのか…。STREAM初登場となる今回は、髙橋舞と藤沢莉子という2人のメンバーを迎えて、活動3年目を迎えた≒JOYの変化や成長について、1stシングル「体育館ディスコ」に込めた思いについて、自分達が考える≒JOYの魅力や強み、そして、今後の目標について、話を聞いた。

今出来ることのすべてを出し切った1stシングル

――≒JOY(ニアリーイコールジョイ)の皆さんは、今回がSTREAM初登場となりますので、まずは、お1人ずつ自己紹介をお願いします。

髙橋舞(以下、髙橋) 兵庫県出身の19歳、「まいまい」こと、髙橋舞です。最近ハマっていることは、アニメを一気見することで、特技はアクロバットです。よろしくお願いします。

――最近、どんな作品を見ましたか?

髙橋 『ハイキュー!!』と『ブルーロック』を見ました。スポーツアニメが好きです。

――続いて、お願いします。

藤沢莉子(以下、藤沢) はい。埼玉県出身、20歳の「りこ」こと、藤沢莉子です。趣味は、ダンスと映画鑑賞で、好きな食べ物は、カオマンガイです。よろしくお願いします。

――エスニック料理が好きなんですね?

藤沢 タイ料理が大好きで、多い時は週6日ほど、カオマンガイを食べていました。パクチーも食べられます。大好きです。

――ちなみに、このお2人のコンビは、よくある組み合わせですか?

藤沢 2人きりでの取材は初めてなので、貴重なトークを繰り広げられたらなと思います。

――一言で、どんなコンビだと思いますか?

藤沢 プライベートでも、よく2人でご飯に行くのですが、「食の好みが全然合わない」コンビです(笑)。

髙橋 さっき、「好きな食べ物はカオマンガイです」って、こっちを見ながら言っているのが分かりました(笑)。仲良しコンビです。

――ありがとうございます。では、そんな仲良しコンビのお2人に、色々お話を伺っていきたいと思います。≒JOYの活動自体は、2022年にスタートしていましたが、CDデビューという点では、今年1月に、デビュー・ミニアルバムをリリースされて、そして、6月12日に、いよいよ、1stシングル「体育館ディスコ」をリリースされます。1stシングルリリース前の今の心境はいかがでしょうか?

藤沢 デビュー・ミニアルバムをたくさんの方に手に取っていただいて、街で自分達の曲が流れているのを聴いたりもして、本当にデビューしたんだなと実感しました。だからこそ、1stシングルには少しプレッシャーも感じています。やっぱり、1stシングルって、一番大事な1曲だと思うので、ここでファンの方が離れてしまわないように、今までの≒JOYらしさと新しさを出せるように頑張っていきたいです。

髙橋 デビュー・ミニアルバムは、最初だから手に取ってくださった…っていう方もいたと思うんですが、≒JOYとしては、とてもいいスタートが切れたかなと思っています。でも、その1回だけだったんだとは思われたくなくて、今、私達が出来る全てを出し切った1stシングル曲になったので、デビュー・ミニアルバムを超える実績を残せられたら嬉しいなと思っています。

――今年に入ってから、何か自分自身の気持ちの変化やグループとしての成長を感じるような部分はありますか?

藤沢 活動としてはもう3年目なので、今年は勝負の年だっていう意識が、みんなの中にも芽生えて来ていると思います。最近は、メンバー1人1人の気持ちが強くなってきたなと感じています。以前よりもメンタルの部分でも強くなってきて、それぞれが、メジャーデビューしたアイドルグループの一員として、しっかりと成長出来ているのかなと思っています。

――力強い言葉をありがとうございます。髙橋さんは、いかがでしょう?

髙橋 1年目はフレッシュさや、私達のがむしゃらな感じを見て、好きになって応援してくださった方や、=LOVEさんの姉妹グループだから気になって興味を持ってくださったという方が多かったかと思いますが、これからは、パフォーマンスを見て、≒JOYを好きになってくださる方が増えて欲しいなと思っています。メンバー1人1人も、それぞれの武器を見つけようという意識が高まり、自分のいい所をちゃんと認められるようになった気がしています。グループとしても強くなっていると思いますし、仲間意識もさらに強くなって、みんなで上を目指そうという気持ちが芽生えてきたんじゃないかなと思っています。


「私達」ではなく「うちら」、≒JOYらしさが表れた歌詞

――では、ここからは、1stシングルについて深掘りしていきたいと思います。まずは、今回の新衣装については、いかがでしょうか?

藤沢 「体育館ディスコ」っていうタイトルを聞いた時に、衣装の想像が全くつかなかったんですが、学校が舞台かな?と思ったので、制服っぽい衣装なのかなと思ったら…、あれ!?

二人 可愛い~!

髙橋 っていう、ね(笑)。

藤沢 可愛らしさもありつつ、少しハードな感じのアクセサリーもあり、新しいタイプの衣装だなと思いました。特に、前回の「無謀人」の衣装がパンツスタイルだったので、今回の衣装のようなフリルがついたスカート衣装は珍しいですね。

髙橋 バレエコアという流行りの要素も取り入れられています。リボンやチュール、フリルがこんなにもついているのは、≒JOYの衣装では初めてです。

藤沢 女の子の憧れが詰まった衣装って感じがして、私達もお気に入りです。

――最初に曲を聴いた時の印象はいかがでしたか?

髙橋 タイトルを見た時に、1stシングルはディスコでいくんだ!って、びっくりしました。アイドルさんやアーティストさんの楽曲において、キャッチーで耳に残る、(タイトルの)ファーストインパクトって、とても大事だと思うんです。指原さんがすごく素敵なタイトルと歌詞を書いてくださったので、私達がそれを歌に乗せて届けなきゃいけないんだという使命感みたいなものも芽生えましたね。ディスコって、私的には、あまり想像がつかなかったんですが、初めて曲を聴いた時は、曲調に惹かれて、とてもテンションが上がりました。

――歌詞では、どんなところが気に入っていますか?

藤沢 「第一ボタン 放課後は開けちゃって」や、「終業式 巻きで終われ!」など、学生を感じるような歌詞がとても多いんです。2番の「君の人生! 主役は君! 全力 生きるだけ」という歌詞がすごく好きです。私達も全力でアイドルをやっているので、自分の人生、自分が納得いくように全力で頑張ろうと思えましたし、とても刺さりました。

――他に、聴きどころを挙げるとしたら、どんなところでしょうか?

藤沢 イントロがほとんど無いんですが、最初からみんなで歌って、最後も全く同じ歌詞でみんなで歌って踊るので、そこがすごく好きですね。ディスコ感が一番溢れているのは、曲の最初と最後なのかなとも思います。ファンの方達も、そこは自由に踊って楽しめる部分だと思います。

――髙橋さんはいかがですか?

髙橋 歌詞は、莉子ちゃんが言ったように、THE学生という感じがしますよね。自分が学生時代に考えていたことが全部書かれているような気がします。最後の方で「うちらなら 世界中がDISCO」という歌詞があるんですが、「私達なら」じゃなくて、この「うちらなら」というところが≒JOYだよなって感じがしました。ここは、江角怜音が歌っているんですけど、怜音だったら「うちら」って言うだろうなって感じがしました。まさに、最後のこの部分に、≒JOYらしさが表れていると思います。

――では、振り付けやダンスについては、どうでしょうか?

藤沢 ダンスは、今までの楽曲の中で、最高難度でした。かなり苦戦したんですけど、ファンの皆さんが真似出来るような振りも入っていますので、手の振りとかは是非、真似して頂けたらなと思います。あとは、間奏でダンスパートがあるんですけど、そこはかなりバキバキに踊って頑張ったので、ライブで是非見て頂きたいなと思います。

――藤沢さんは苦戦したとのことでしたが、髙橋さんはいかがでしたか?

髙橋 私は、1日目の振り入れが終わった時に、ダンスが難しくついていくのが大変でした。みんな必死に食らいついていて、ダンスの先生も素敵な作品にするために、愛のある指導をしてくださっていたので、今回の振り入れは本当にみんな頑張ったと思います。

――MUSIC VIDEOも公開されていますが、見所はどんなところでしょう?

藤沢 最初から最後まで、しっかりとストーリー仕立てになっていて、全部のシーンに意味があって繋がっているので、繰り返し見ていただけると、色々な発見もあり、楽しんでいただけるのかなと思います。

髙橋 今回は、いろいろな教科の先生、生徒役の方などエキストラの方がたくさん参加してくださっているんですけど、全員が登場して、ディスコを楽しんでいる最後のサビのところは是非見ていただけたら嬉しいです。


プロデューサー指原莉乃からの忘れられない言葉

――これまでの活動の中で、プロデューサーの指原莉乃さんからのアドバイスやメッセージで、特に印象に残っている言葉があれば教えてください。

髙橋 ≒JOY 2周年コンサート「≒JOY 2nd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」で、とても悔しい思いをした時に、指原さんにご連絡させていただいたんです。その時に、「≒JOYの曲には、舞の声だって分かる歌声が欲しいんだよ」って言っていただいて…。それまでは、≒JOYには声が通る子や、かっこいい声の子が多いので、そういう意識で歌った方がいいのかなと思っていたんですが、私の声がグループ全体の中でのアクセントになったり、私の声だって気付いてもらえればいいんだなという考え方に変わったんです。その指原さんからいただいたアドバイスが、ありのままで歌おうと思えるきっかけになりました。今回のレコーディングでも生きたのかなと思っています。

藤沢 私も、≒JOYの活動を続けていく中で、支えになっている指原さんの言葉があります。初期の頃のお話で、私は、ダンスやファッションが好きなんですけど、もともとアイドルに詳しかったわけでは無いので、「あまりアイドルっぽいことは出来ないかもしれないです」とお話したら、「アイドルっぽくないかもしれないけど、莉子の世界観が良いから、そのままの莉子でいて欲しい」ということを言ってくださったんです。そこからは、無理して可愛いアイドルになろうとか思わなくなりましたし、自分の好きなファッションを発信して、歌もダンスも自分らしくやっていこうと思えたので、先ほどお話した「体育館ディスコ」の「君の人生! 主役は君! 全力 生きるだけ」という歌詞の通りで、ずっと心に残っている言葉ですし、この先も指原さんのその言葉を意識して活動していくと思います。

――メンバー1人1人に向けた指原さんからのアドバイスやメッセージ、素晴らしいですね。では、お2人が思う、今の≒JOYの強みや魅力はどんなところだと思いますか?

藤沢 1stシングルの時点で、フェイクやハモリがたくさん入っているような楽曲を、全員がハイスペックで歌っているというのが、一番の魅力だと思っています。

髙橋 このメンバーとなら絶対に素敵な景色が見られるという確信があるからこそ、今ここにいられると思っています。よくライブが魅力だと言っていただくんですが、メンバー個々に強みがあり、ハモリや、フェイク、セリフパートも声色を変えてアレンジし、そういう歌声の魅力が揃った≒JOYだからこそ、目指せる場所があるんじゃないかなと思います。「指原さんプロデュースのアイドルグループ」と言っていただけるのも嬉しいですが、≒JOYという、ひとつのグループとして、多くの方にもっともっと知っていただけたら嬉しいです。

――≒JOYのパフォーマンスへの自信が感じられました。では、最後の質問です。今後の個人としての目標、≒JOYとしての目標を教えてください。

藤沢 私個人としては、全力でアイドルを続けて行くのはもちろんですが、演技の仕事にも挑戦したいです。服が好きで、今の≒JOYにはあまりいないタイプの服装が好きなので、だからこそ、ファッション関係のお仕事を先陣切ってやっていきたいと思っています。それが個人の目標です。グループの目標としては、日本武道館でライブをすることが一番の目標です。簡単では無いかもしれないけど、絶対に≒JOYならいけると思っているので、日本武道館の景色を見たいです。

髙橋 みんなで出演させていただいた、舞台『≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」』が私の心の中にずっとあって、稽古期間もすごく楽しかったので、舞台での演技のお仕事をしてみたいと思っています。≒JOYのみんなとではなく、1人で舞台に出ると考えたら、稽古期間も楽しいだけではなく、厳しいものになってくるとは思うんですが、それでも、自分の成長のためにやってみたいです。≒JOYとしては、日本武道館に立つことなんですけど、出身が兵庫県なので、兵庫県でライブをしてみたいですね。いつか、メンバーの出身地を回る凱旋ツアーが出来るくらい大きなグループになって、ファンの方達をいろいろな場所に連れて行きたいなと思っています。

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このインタビューいいね
指Pに色々相談しての下りが良い

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指Pのアドバイス神すぎて全メンバー聞きたい