高松瞳 「今回の歌詞、レコーディング期間に何回か変わったんです」

指P初めて 師匠 秋元康 に似てくる

 

shojiさんのアシスタントさんに成長したと褒められる

 

音楽ナタリー @natalie_mu 2024年3月8日


【特集】=LOVE 16thシングル「呪って呪って」発売記念インタビュー

=LOVEの通算16枚目のシングル「呪って呪って」がリリースされた。

最後の儂のコメントだけでも読んで

 

表題曲「呪って呪って」は、「愛以上に深い呪い」がテーマ。ジャジーで軽快なサウンドに乗せて「呪うことで私のことをより深く愛してほしい」と歌う“ダークな究極のラブソング”に仕上がっている。この曲でセンターを務めるのは、高い歌唱力と楽曲の世界に入り込む唯一無二の表現力を誇る野口衣織。彼女を筆頭にメンバーが妖しくもクールに踊るミュージックビデオは公開から1カ月も経たないうちに570万回再生を突破するなど大きな反響を呼んでいる。

 

音楽ナタリーでは今回もメンバーを2組に分けてインタビュー。カップリング曲である佐々木舞香のセンター曲「誰にもバレずに」、齋藤樹愛羅のセンター曲「君の第3ボタン」も含め、ニューシングルの注目ポイントを語ってもらった。

 

取材・文 / 近藤隼人撮影 / YOSHIHITO KOBA

 

音嶋莉沙、髙松瞳、瀧脇笙古、野口衣織、山本杏奈
インタビュー

「呪って呪って」は衣織っぽい曲

──ニューシングルの表題曲「呪って呪って」は、「愛以上に深い呪い」がテーマのダークなラブソングです。ソロ曲「拝啓 貴方様」や前回のシングルに収録された「狂想カタストロフィ」然り、ダークで狂気的な表現をさせたら野口さんの右に出る者はいないのでは?

 

野口衣織 そうですかね(笑)。確かにダークな曲を歌わせていただくことが多いですけど、「呪って呪って」で描かれている感情を完全に理解できるかと言われたらそうではなくて。イメージとして私に合っているということなのかなと思います

 

山本杏奈 この曲の歌詞と音源をいただいたとき、「衣織っぽい曲だな」と感じました(笑)。でも衣織がすごいのは、こういう楽曲が似合うのはもちろん、元気な曲もかわいらしい曲も全部自分のものにできるところです。そこが衣織のよさだなと思います。

 

瀧脇笙古 私も音源をいただいたときに「センターは衣織だろうな」と確信しました。ただ、=LOVEのこういったダークな曲が衣織に似合うなとは思うものの、衣織自身がダークな性格かと言ったらそんなことはなくて。かわいらしいところも、実は甘えん坊なところもあるんですよ。

 

──高い表現力の持ち主だから、濃い世界観の楽曲が似合うのかもしれませんね。今回、野口さんが“姫カット”にしているのは、この曲に合わせて?

 

野口 はい。私のほうから指原さん(=LOVEのプロデュースを手がける指原莉乃)に2パターン提案させていただいたんです。歌詞に「グレー」という言葉が入っているので髪をグレーにするか、真っ黒の姫カットにするか。その結果、姫カットのほうがいいかもという話になりました。

 

髙松瞳 私、衣織の姫カットが大好きなんですよ。またすぐに別の髪型に変えちゃいそうですけど、ずっと姫カットでいてほしいくらい好きです。

 

野口 ありがとう。でも、かわいい衣装のときは浮いちゃうんですよね。期間限定で楽しんでほしいです(笑)。

 

音嶋莉沙 今の衣織のビジュアルは「呪って呪って」の世界観にすごくぴったりで、ミュージックビデオの冒頭には狐の仮面を付けた衣織の姿が映っているんです。あの世界観に溶け込めるのは絶対に衣織しかいないと思います。

今踊っていて楽しい曲ランキング1位

──「呪って呪って」はタイトルから受け取るイメージに反して、ジャジーで軽快なサウンドになっている点も特徴です。

 

野口 タイトルや歌詞を先に見たときに「手遅れcaution」(2018年発表の3rdシングル)のようは“闇感”のある曲調なのかなと想像したんですが、意外とアップテンポで、明るい印象を受けました。「呪う」という言葉を使っているものの、相手のことがただ大好きなだけなんだなって、1つの愛の形のように感じられました。

 

山本 歌詞にフォーカスすると、「正しいグレーの作り方 ちょっと黒が多かった」という歌詞がメロディと相まって聴いていて心地いいです。語呂や響きがすべてマッチしていて、こういうフレーズを思いつく指原さんはすごい方だなと改めて思いました。

 

瀧脇 私は「悪魔と私の契約成立」のところが最初に聴いたときに一番耳に残りました。

 

──そのあとの「この物語 ハッピーエンド」という歌詞も含めてインパクトがありますよね。相手に呪ってもらうのがハッピーエンドなんだという。

 

髙松 怖いですね(笑)。今回の歌詞、レコーディング期間に何回か変わったんですよ。たぶん、私たちの声を聴いて、指原さんがよりベストな形にしてくださったんだと思います。歌詞のフレーズだけではなく、英語の発音なども細かく調整していただきました。

 

山本 今回はメンバー全員で歌う箇所がなく、ほとんどソロパートなのも特徴ですね

 

髙松 振付については、s**t kingzのshojiさんが速いテンポに合わせたダンスを作ってくださいました。バシッと決めるところもあるし、今踊っていて楽しい曲ランキング1位ですね。でも踊っていてけっこう疲れるんですよ。息切れするランキングでも1位(笑)。

 

野口 特に莉沙が大変なんだよね。

 

音嶋 今回はマイクスタンドやヘッドセットを使うパフォーマンスに挑戦していて、ライブで初披露したときは本当に緊張しました。振りをしっかりそろえつつ、マイクスタンドを移動させなきゃいけないんですよ。

 

──単にマイクスタンドを立てて歌うわけではないんですね。

 

音嶋 はい。その中で私はけっこうあちこちに移動するんですが、リハーサルのときから……いや、もう振り入れのときから緊張してました。ライブで失敗する夢を見るくらい(笑)。すごく不安だったんですけど、いざ本番を迎えると全集中できてなんとかうまくいきました。

 

山本 今回の振付は“呪いダンス”も見どころです。イントロのところからV字のフォーメーションになって腰を細かく動かすんですけど、それがすごく難しくて。最初は「これはもう絶望的だ……」と思いました(笑)。この動きをそろえるのはかなり大変そうだなと。それぞれ自主練を行ったりと、ダンスを完成させるためにがんばったので、みんながどんどん上達して動きがそろうようになってきたときはすごくうれしかったです。

最後のレッスンのとき、shojiさんのアシスタントの方が涙を流してくださったんですよ。最近はshojiさんに表題曲の振りを手がけていただくことが多いので、その方もずっと私たちのことを見ていてくださって。「成長したね。心動かされたよ」と言われて自信につながりました。

 

現役アイドルである私たちがこれを歌うんだ、という驚き

──シングルのカップリング曲である佐々木舞香さんがセンターを務める「誰にもバレずに」と、齋藤樹愛羅さんがセンターを務める「君の第3ボタン」についても話を聞かせてください。

 

野口 「誰にもバレずに」は、悲しい曲です……! なりたい自分と今の自分、夢と現実の間で1人もがき苦しむ孤独な葛藤を歌っていて。

 

山本 悲しすぎるよね。

 

髙松 現役アイドルである私たちがこれを歌うんだ、という驚きがありました。「君の第3ボタン」も悲しい曲なんですよ。曲調はキラキラしていてかわいい感じなんですが、片思いを描いた歌詞と曲とのギャップが印象的です。特に「第3ボタン」というフレーズがすごいなって。「ナツマトペ」(2023年7月発表の14thシングル)もそうでしたけど、指原さんはすでにある言葉を少し変えて新しい単語を作るところが本当に素敵で感動します。

 

山本 「君の第3ボタン」は今の=LOVEだと、最年少の樹愛羅しかセンターで歌えない曲ですね(笑)。

 

野口 =LOVEも学生が主人公の青春の曲をまだ歌えるんだと思うと、ちょっとうれしかったです。

 

髙松 これで最後なのかもって思った(笑)。

 

山本 10代の気持ちでがんばって歌っています(笑)。切ない曲ですが、キャッチーなダンスやメンバーの歌声が相まってけっこう明るく感じられると思うので、ライブで披露するときは楽しんで聴いてもらえると思います。

 

ファン層は確実に幅広くなってる

──今回のシングルで=LOVEのファン層がさらに広がりそうですが、最近は何きっかけでファンになる人が多いですか?

 

瀧脇 私は「友達に連れられてコンサートに行ったらハマっちゃいました」と言われることがよくありますね。

 

髙松 確かに。そういう人多いよね。

 

山本 コンサートきっかけでお話し会イベントにも来てくれたり。

 

髙松 あと入り口になったのは、「千葉ロッテマリーンズ 福岡ソフトバンク戦」!

 

──昨年9月にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンク戦にて、グラウンド内パフォーマンスと野口さんによるセレモニアルピッチが披露されたときのことですね。

 

髙松 それを観て=LOVEのことを好きになってくれた人がいて。ちゃんとグループへの入り口になっているんだなと感じられてうれしかったです。

 

野口 「彼氏と一緒に応援しています!」という人も多いよね。あと、お子さんを連れてきてくれたり、逆にお子さんが=LOVE好きで、お子さんのためにコンサートに来てくれたり。ファン層は確実に幅広くなっていると思います。

 

──その中でも、女性ファンからの支持が厚いのが=LOVEの特徴ですよね。現在開催中のアリーナツアー「=LOVEアリーナツアー2024『Tell me what's more than "LOVE"』」の初日公演で「呪って呪って」のMVが初公開されたときは、女性から黄色い歓声が上がったとか。

 

髙松 あれは絶対に衣織推しの人たちだと思う。最初の狐のお面のシーンが映った瞬間に「キャー!」って沸いていたから。

 

──野口さん推しには特に女性が多いイメージがあります。

 

野口 確かに女性ファンの方は多いなと思います。特に、今みたいな強めなビジュアルが好きな方。

 

──ファン層をさらに拡大させていくにあたって、今後はどこが新しい入り口になりそうですか?

 

野口 (小声で)……TikTok?

 

音嶋 動画をアップしてみると、=LOVEファンではない方もコメントをしてくださるので驚いてます。「かわいくてフォローしました」と書いてくれたり。

 

野口 えー、すごい!

 

音嶋 =LOVEのことを知らない方もまだまだたくさんいらっしゃると思うので、TikTokはやったほうがいいかなと思っています。投稿が“おすすめ”に流れて、フォローしてくださる方もいるのかなって。

 

山本 最近、TikTokをがんばろうという話になっているんですよ。TikTokでかわいく踊る動画を公開することがあまり得意じゃないメンバーが多かったので、今までは少し逃げちゃっていたんです。でも今の時代におけるTikTokの重要性はわかっているので、みんなでがんばり始めています。

 

──外への広がりで言うと、髙松さんがフジテレビのバラエティ番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」に過去2回出演したこともかなり大きいのでは? パフォーマンス中の表情からは想像できない大きなリアクションで、かなりの爪痕を残していたと思います。

 

髙松 放送を観て、自分で自分の顔にびっくりしました(笑)。実際ファンの方からの反響はすごく大きかったですけど、あれが=LOVEへの新たな入り口になっているかなあ……。

 

山本 でも前にXでバズったライブ写真を、放送後に引用してアピールしてたでしょ。「こんなにかわいい子があのリアクションを!?」って食い付く人もいたと思うよ!

 

髙松 確かに! 放送後、はしごだかの「髙松瞳」じゃなくて「高松瞳」と書いてある投稿がSNSに多く見られたんです。たぶん、もともと私を知らなかった方たちの投稿だと思うので、多くの人に私や=LOVEの存在が伝わったのかもしれないです。

 

──では、これからもドッキリ番組などで積極的にリアクション芸を見せていきたい?

 

髙松 やりたいんですけど、ちょっと自分の顔が心配です……(笑)。でも、また機会をいただけたらがんばります!

 

山本 1回目の放送はメンバー全員で集まって観て、大盛り上がりしました(笑)。ぜひまた観たいですね。

 

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大谷映美里、大場花菜、齋藤樹愛羅、佐々木舞香、諸橋沙夏
インタビュー

イコラブにとって攻めの曲

──まずはニューシングルの表題曲「呪って呪って」の印象から聞かせてください。

 

佐々木舞香 イントロからインパクトがありますし、新しいタイプの曲が来たなと思いました。最初に聴いたときはすごく衣織っぽいと感じましたね。衣織はソロ曲でもそうなんですけど、人に対する負のオーラを人一倍強く表現できるんですよ。指原さんの歌詞って、裏返しの感情を表しているところがいつも本当にすごくて。負のオーラと言いましたけど、今回は愛してほしいという感情を「呪って」と歌っているところが印象的です。

 

大場花菜 私も最初に「呪って呪って」というタイトルを見たとき、センターは衣織だなと思いました(笑)。

 

──インタビュー1組目のメンバーも同じことを言ってましたが、やはり野口さんには狂気的な歌が似合うという共通認識があるんですね。

 

大場 でも「呪って呪って」はすごく暗くて重い曲なのかなと思ったら、テンポが速く、どこか明るさも感じて想像とは違いました。今までの=LOVEにはないダークな曲だと思います。

 

齋藤樹愛羅 メンバー1人ひとりの表現力を生かせそうだなと、最初に聴いたときからワクワクしました。このシングルでカッコいい新たな一面を見せられたらと思っています。

 

大谷映美里 =LOVEにとって攻めの曲だと思います。ここまで重い愛を歌うのも初めてだと思いますし、それでいてコンサートで盛り上がれそうなダンスナンバーでもあります。

 

──ギターやピアノのサウンドが際立つジャジーな曲調なので、アイドルに興味ない音楽リスナーにも刺さりそうな気がします。

 

諸橋沙夏 7年前の初期の私たちだったら絶対に歌えない、踊れない曲ですし、成長した今の=LOVEだからこそハマる曲だなと思います。

 

──カップリング曲ではなく、表題曲として堂々とこの曲を発表できるようになったことが、=LOVEの成長を表していますね。

 

諸橋 “呪いダンス”がキャッチーなので、振付にも注目してほしいです。

 

佐々木 でも今回の振付は“呪いダンス”に一番苦戦したよね。

 

──ライブでファンの人たちが真似して踊るのは難しそうですか?

 

諸橋 まだ数回しか披露していないので、今は探り探りパフォーマンスを観ている感じだけど、みんな一緒に踊ってくれそうじゃない?

 

大場 サビの振りも真似しやすいよね。

 

諸橋 そのダンスのシーンも含めてMVは面白い仕上がりになっていると思います。狐のお面を付けた衣織が銭湯にいるっていう、冒頭から不思議な世界観で。瞳はロボットみたいな格好をしていますし。あと、今回は海外アーティストのMVなどを手がけるHAN SAMIN(DEXTOR-LAB)さんに監督をしていただいたんです。韓国のチームに撮っていただいたので、カメラワークなどがいつもと違いました。

 

佐々木 光の使い方や、撮影技術がすごかったよね。

 

──12thシングル「Be Selfish」のMVは韓国で撮影されましたが、今回は日本に韓国のチームを呼んだんですね。

 

諸橋 カメラワークもすごくて、毎テイク同じタイミングでカメラが近付いてくれるので、踊っている側としても気持ちいいんです。ベストなタイミングでカメラが前に来るので、「これこれこれ!」って(笑)。

中学生の頃にこの曲を聴いていたら、すごく共感していた

──続いてカップリング曲に対する皆さんの印象を聞かせてください。まずは佐々木さんがセンターを務める楽曲「誰にもバレずに」について。

 

佐々木 最初から最後まで孤独で、どこにもハッピーな要素がない曲だと私は感じていて、出口が見つからないのがすごく悲しいです。この歌詞のような経験をしたことがある人にはすごく刺さる曲だと思います。でも落ちサビでは「本当は心で まだ信じて叫ぶ 此処じゃないなら もっと飛べるはずだ」と歌っていて、孤独で絶望を感じているかもしれないけど、生きている限りは自分を信じているんですよね。わかりやすく希望を示してくれる曲ではないですが、地に足をつけさせてくれる曲だなと感じます。

 

──レコーディングで歌っていて、曲の世界観に引きずられたりはしませんでした?

 

大場 この曲は音程がかなり低いんですよ。暗い声をイメージして歌ったら、思っていた以上に自分の声が暗すぎてびっくりしちゃいました。曲の世界観に引っ張られすぎて。なので、意識的に少し優しい感じの声でレコーディングしました。

 

諸橋 MVをぜひ観ていただきたいんですけど、振付の中で舞香がセンターポジションにいるシーンがあまりないのが特徴で。演技っぽい振付になっていて、みんなそれぞれの感情が表情に出ていてなんだかリアルなんです。この曲を現役アイドルである私たちが歌うことで、ファンの方にどう響くのか気になります。

 

佐々木 本当にお芝居をしているような振付なので、コンサートでどういうパフォーマンスになるのか未知数ですね。

 

大場 私、中学生の頃にこの曲を聴いていたら、すごく共感していたと思う。

 

佐々木 私も! 昔の自分を思い出すよね。こういうことを思っていたときもあったよなあって。なんというか、世界を恨んで自分も恨む感じ。

 

大場 わかる!

 

大谷 私もこの曲に共感するタイプで。家で1人無音の中でぼーっとしていると、この歌詞に近い感情になることはあります。最初に「誰にもバレずに」を聴いたとき、舞香に似合う曲だなと思ったんですよ。誰もが感じたことはあるこの繊細な感情をうまく表現できるだろうなって。この曲を聴くことで自分は1人じゃないと思ってもらえたらいいですね。

 

まさに青春な「君の第3ボタン」

──もう1つのカップリング曲「君の第3ボタン」については、センターを務める齋藤さんから紹介をお願いします。

 

齋藤 16thシングル発売日の3月6日はちょうど卒業式前のシーズンだと思うので、その季節にぴったりな曲だと思います。まさに卒業式の日のことを歌っていて、友達として接している片思いの相手から第2ボタンではなく第3ボタンをもらうという、かわいらしいけど切ない内容です。「君の第3ボタン」を聴いて「私はこのままでいいんだ」と共感される方もいるだろうし、逆に勇気を出して相手に思いを伝えようと決意する方もいるだろうなって、そういう想像をしながらレコーディングしました。

 

大場 少女マンガみたいな曲で、すごくかわいいです。

 

佐々木 たぶん、この曲の主人公は「第2ボタンが欲しい」と言えなかったんだと思います。冗談っぽく「じゃあ私は第3ボタンもらっちゃおうかなー」って。

 

齋藤 強がってる感じね。

 

佐々木 それで「第2ボタンじゃないんかい!」「第2ボタンなんか私にあげてどうするの」という会話になったり。

 

諸橋 わー! いいね、まさに青春!

 

齋藤 想像力がすごい(笑)。大人の人も青春時代を思い出してキュンキュンできる曲だと思います。

 

全部の活動が必ずプラスになっている

──新曲についてひと通りお話しいただいたところで、現在開催中の初のアリーナツアー「=LOVEアリーナツアー2024『Tell me what's more than "LOVE"』」の手応えを聞かせてください。

 

佐々木 今回は新しいことがたくさんあり、ファンの方と同じように私たちもドキドキしています。前はがむしゃらに挑んでいた感じでしたが、今回はコンサートのコンセプトがしっかりしていて、世界観を自分たちでもちゃんと作らなきゃいけないので。でもその分、観ていて飽きないアリーナツアーになっていると思います。

 

──最後にもう1つお聞きします。1組目のインタビューでも聞いた質問なのですが、最近の=LOVEは何きっかけでファンになる人が多いんですか?

 

齋藤 最近はTikTokですね。投稿したダンス動画で私たちのことを初めて知って、お話し会に来てくれた方もいて。TikTokきっかけでファンになってくださる人がいるんだと実感できてうれしかったです。だから、最近みんなでTikTokをがんばっています。

 

──樹愛羅さんは=LOVEの中でもTikTokが得意なメンバーなんでしょうか?

 

齋藤 いや、どうだろう……。

 

佐々木 TikTokに詳しいよね。やっぱりTikTokに親しみのある世代なんだと思います。

 

大場 私はTikTokの撮り方を(音嶋)莉沙に教えてもらいました。

 

佐々木 TikTokerの方たちって、ダンス動画の中での表情の切り替えがすごいんですよね。私はちょっと恥ずかしくなっちゃう。

 

大場 ライブだと思えばいいんだよ。TikTok、これからがんばりたいと思います!

 

諸橋 前にゲッターズ飯田さんに、=LOVEはメンバーそれぞれの運勢が強いから個々の活動もがんばったほうがいいと言われたことがあるんです。なので、=LOVEの活動にフィードバックできるよう、メンバー個人の仕事もより一層がんばっていきたいです。

 

──佐々木さんは「ラヴィット!」(TBS系の情報バラエティ番組)に頻繁に出演していますよね。その反響も実感しているのでは?

 

佐々木 「ラヴィット!」きっかけでお話し会に来てくれる人もいますし、それ以外でもドラマや舞台に出るたびに個人の仕事が=LOVEへの入口になっていることを感じます。全部の活動が必ずプラスになっているので、これからも個々の活動もできる限り続けていきたいですね。

 

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音楽ナタリーの内容の深い記事 流石

 

儂のコメント

 

AKB48の新曲の撮影日、各メンバーのスケジュール調整もあって この日しかない

早朝からメンバーもスタッフも待機してるのに一向に撮影が始まらない

どうして? 秋元康の詩が届いてないから

届いても 変更 変更 の連続

これを嫌っていう程経験してる指Pは「自分がPなら 詩は完成してる 変更何て絶対しない」


そんな指Pが

髙松 「今回の歌詞、レコーディング期間に何回か変わったんですよ。たぶん、私たちの声を聴いて、指原さんがよりベストな形にしてくださったんだと思います。歌詞のフレーズだけではなく、英語の発音なども細かく調整していただきました。

 

指P、初めてレコーディングの途中で 進行中の音源聴いて歌詞変えようとした

秋元康の気持ちが判ってしまった

 

あんなに批判してたのに・・・

偉大な師匠のやることにちゃんと意味はあった

 

共通するのは いい作品作ることに努力は惜しまない