=LOVE、『MUSIC BLOOD』出演で本格的ブレイクの波へ “イコラブ沼”を11人の個性などから解説
2022/01/28(金) Yahooニュース Real Sound より
=LOVE(以下、イコラブ)が本日1月28日放送の『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系)に出演する。
過去『MUSIC BLOOD』に登場した女性グループは、AKB48、モーニング娘。’22(出演時はモーニング娘。’21)、BiSH、乃木坂46、日向坂46といった『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出場経験もある面々。イコラブはここに次ぐ形となり、昨年9月の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)初出演に続き、本格的なブレイクの波に乗っている印象だ。
2017年9月にデビューしたイコラブは、指原莉乃がプロデュースを手がけるアイドルグループ。1000人以下の小さなシアターライブから着実に動員を増やしていき、Zepp規模のライブハウスを経て、2021年には日本武道館公演と横浜アリーナでファイナルを迎えた全国ツアーを成功させている。
『MUSIC BLOOD』の放送内では、女性人気の高いイコラブの謎が紐解かれるとのこと。番組の公式サイトに書かれている“指原莉乃がプロデュースする次世代アイドルグループ”という肩書きの通りに、イコラブにとってはプロデューサーである指原の存在、知名度は絶大であり、そこが最大の入り口でもある。また、早くからコンサートにおいてカメラ撮影が許されたカメコ席も取り入れており、特にデビュー1~2年目はメンバーの齊藤なぎさに注目が集まり、かつての“橋本環奈の奇跡の一枚”にも似たステージ中のワンショットが度々SNSで話題に。これらも、グループを知る1つのきっかけだったように思う。
「ようこそ!イコラブ沼」とは、2ndシングル『僕らの制服クリスマス』に収録された楽曲であり、そこでは〈個性豊かな 12人 揃ってる 好きなメンバー お好きなように〉と歌われている(現在は佐竹のん乃が卒業し11人)。筆者が思う、イコラブ沼にズブズブとハマる最大の要素は、メンバー1人ひとりの個性がきちんと立っていること。そして、それぞれの個性を楽曲のセンターとして分かりやすくMVにパッケージングすることで、楽曲とメンバーがセットになった、初心者でもすぐに顔と名前が覚えられる紹介VTRとしても機能している。分かりやすく言ってしまえば、イコラブは11人全員がセンターに立つことができるのだ。
多くのシングル曲でセンターに立ってきた高松瞳(※)は、「=LOVE」「探せ ダイヤモンドリリー」「青春“サブリミナル”」といった楽曲で王道清純派アイドルのイメージを纏い、野口衣織は「手遅れcaution」、ソロ曲「拝啓 貴方様」で中性的な魅力を放ちながら「「君と私の歌」」でしっかりと愛らしい表情も魅せる。齊藤はそのビジュアルから勘違いされることも多いが、ソロ曲「現役アイドルちゅ~」でゴリゴリのアイドル像を演じきる一方、「ズルいよ ズルいね」ではシリアスなイコラブを確かな歌唱力で表現する人一倍の努力家だ。
齋藤樹愛羅に至っては、「樹愛羅、助けに来たぞ」で分かりやすくグループの最年少ポジションを落とし込みながら、反骨精神を剥き出しにした「いらないツインテール」、さらに大人と子供の狭間の気持ちを歌った「セノビーインラブ」で自身の成長を描いている。TikTokから火が点き、大きなバズを生んだ「しゅきぴ」でセンターを務めた佐々木舞香は、夏の終わりを感じさせるセンチな「夏祭り恋慕う」でまた違った表情を魅せる。昨年末の『SASUKE2021』(TBS系)に続き、延期となっていた『東京マラソン2021』への出場も決まっている瀧脇笙古は、「BPM170の君へ」でランニングウェアを身に纏い、体育会系アイドルというグループにおける独自のポジションを確立している。
イコラブ人気を後押しする、指原莉乃の歌詞表現
これらのMVを惜しみなく制作しているチームの姿勢も賞賛したいポイントだが、何よりも楽曲の良さというのはイコラブ沼を語る上で重要な要素だろう。AKB48を通ってきたアイドルファンであれば誰もがストライクゾーンに入る「青春“サブリミナル”」のような王道路線から、「手遅れcaution」「ズルいよ ズルいね」といったメンバー個々の表現力が試される大人びた楽曲、さらに「Want you! Want you!」「ウィークエンドシトロン」といったナンバーではノリノリのラップにも挑戦し、クールな表情も見せられるように。念願の『Mステ』初出演で披露したのが、この「ウィークエンドシトロン」であり、「Want you! Want you!」から格段にパワーアップしたラップスキルを見せつける絶好の場となった。昨年12月にリリースとなった最新シングルの表題曲「The 5th」では、「僕らの制服クリスマス」から5年後のアフターストーリーを描くことで、メンバー11人の成長と5年前とは違った大人のクリスマスを表現することに成功している。
サウンドだけでなく、指原が綴る歌詞表現も他方で高く評価されている。デビュー曲「=LOVE」の〈僕のRebellion〉〈伝えたいんだMy ideal〉、また「手遅れcaution」ではタイトルそのものには秋元康を意識した表現方法が感じられたが、筆者が特に指原の才能が爆発していると思ったのは1stアルバム『全部、内緒。』のリード曲「桜の咲く音がした」だった。歌詞全体で一つの物語のような構成は「青春“サブリミナル”」にも通ずる部分だが、女性の繊細な好きという気持ちを桜の咲く様子に重ねた歌詞描写は、格段にその精度を増している。〈歩いてる 履きなれないローファー〉〈目と目が合った時/気まずくなったんだ/見てない携帯 スクロール〉〈クラスの女子に人気 ヘアオイル/いつもより温度高め ストレート〉といった指原独自の目線の歌詞は、きっと秋元康では書けないはずだ。 ほかにも、2019年に結成された姉妹グループ・≠MEとの差別化、合同コンサート『イコノイフェス』の開催、第3のグループ始動とさらなる沼は用意されているわけだが、『MUSIC BLOOD』をきっかけにまた多くの視聴者がイコラブ沼にハマっていくことは確実だ。
記事 渡辺彰浩
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感想
「桜の咲く音がした」の歌詞の 『クラスの女子に人気 ヘアオイル/いつもより温度高め ストレート』 については指P自身が熱く語っていた。ストレート・ヘアーの娘は、普段は髪の毛が痛むのを気にして130度位のヘアー・アイロンの温度だけど、デートの時はそんなこと気にしないで、180度で決めキメっに仕上げる。
『いつもより温度高め ストレート』っていう一言で女の子の気持ちの状態を現す歌詞は、女性にしか書けない。
『ズルいよ ズルいね』 の 「不幸になってほしいなんて思ってないよ だから… 幸せには ならないで 」 という歌詞。
指原莉乃しか書けない。
同じ土俵の上じゃ勝てないと思ったら、違う土俵で戦ってみる。女性目線の歌詞なら秋元康にもつんく♂にも負けない。
指原莉乃の 『逆転力』 (2014年8月11日、講談社 10万部以上!) にそんな一節あったような・・・。今こそ読むべき本なのでは?
7年前! 当時、指原莉乃22歳・・・恐るべし
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