よく降りますね…。
せっかくの祝日も雨。
文化祭シーズンだけに、ハレの日を楽しみに準備してきた生徒達の気持ちを思うと胸が痛みます。

先週の3連休も、唯一良かった土曜日に学校説明会に出掛けられたのはラッキーでしたが、その後は雨で引きこもりでした。

でも、連休前に借りておいたDVDをじっくり見るには、絶好の状況。
土曜日の説明会に出掛けた学校のノビノビした環境がとても素敵で、親子共に入学後の生活を勝手に妄想して浮かれながら見たのは「ビリギャル」です。

原作は過去に読んでいましたが、映画の評価が非常に高かった事もあり、いつかは見たいなぁと思っていました。

親子で大好きだったドラマ「受験のシンデレラ」は終わってしまいましたが、息子の勉強へのモチベーションアップにプラスの影響があったようなので、密かに「ビリギャル」にも期待しつつ。笑

結果、大いに泣いて、笑えて、大満足でした!

「受験のシンデレラ」同様、出来の悪い今どきの女子高生が主役なので、子どもにとっても、充分わかりやすいし、楽しめます。
又、無我夢中になる事、ひたむきに努力する事の眩しさがストレートに伝わって来る点も同じで、胸が熱くなりました。

私自身がドキリとしたのは、親子で訪れた志望校の学食でのシーン。
学生達を見て、母親が「みんな自信に溢れている」「こんな学校に入りたかった」というような事を言うのです。

「あぁ…私の気持ち、そのものだ…」と思いました。

自身の人生の進路において、「やるだけの事をやって、つかみ取った、この上ない幸せ」を味わっていないのが大きなコンプレックスだという事を…久々に思い出しました。

もう長年、学歴や社歴といった経歴と無縁の暮らしなので、暫く直視していない思いでしたが…。

簡単な事では無いけれど、息子には、努力の道筋と出た結果を自分自身が満足して誇りに思える…そんな体験をして欲しいとつくづく思いました。

四十路半ばのパートタイマーには残りの人生を大きく変化させる事はもう出来ませんが、いくらでも未来を動かせる若者達には、人生で必死になるべきタイミングの重要さに気付いて欲しいなぁ、と思います。

又1つ、良い映画を見られた事…
小さな小さな幸せでした♪