源氏物語の歌 夕顔 光源氏のうたへの夕顔の返歌光ありと見し夕顔のうは露はたそがれ時のそらめなりけりひかりありと/みしゆうがおの/うわづゆは/たそがれどきの/そらめなりけりあの時光り輝くと見えたお顔は、たそがれ時の見そこないでした。今お目にかかるとそれほどでも…。円地文子訳