源氏物語の歌 頭中将の女の歌への返歌咲きまじる花はいづれとわかねどもなほ常夏にしくものぞなきさきまじる/はなはいずれと/わかねども/なおとこなつに/しくものぞなき庭に咲く花の色はどれも美しいが、やはり常夏の花(あなた)にまさるものはない。円地文子訳