亡くなった桐壺を帝が偲んで歌う

尋ねゆくまぼろしもがなつてにても魂の在処をそこと知るべく




たずねゆく/まぼろしもがな/つてにても/たまのありかを/そことしるべく




捜しに行ってくれる方士がいてほしいものだ、人づてにでも恋人の魂の在処をそこと知るために。