久しぶりに歌を書きます。今年の1月の山焼きを詠いました。

 

山焼きの謂れ教へてくるる児と高台の闇に眺めて語る

 

橋の上道路の柵にも人あふれ若草山を遠く眺める

 

六百発の花火の上る若草山やがて山焼く香の届く

 

離れ住む孫はやがて中学生手紙に添へてチョコの届きぬ

 

一人して何役もこなす朗読劇聞きつつ涙してをり我は

 

浚渫のやがて始まる輪島港漁師の願ひの叶ふを祈る

 

介護とはケアとは何か自らに問ひつつ母の最期を思ふ

 

 

庭のアマリリスと紫蘭の花、そして知らぬ間に生えてきたとりどりの草花がとてもきれいです。

5月は義母と母の命日が、2週間を置いて訪れます。

紫蘭忌と勝手に呼んでいます。