* わずかなる 地軸のかたむき 年も明け | 短歌ひとり旅

短歌ひとり旅

西行 芭蕉のあとをたずねて

 

 ・ なつかしく 昔の正月 みかん餅

     百人一首 ひばちかこんで

 

 ・ 人ごみに ふと孤独さわく 山に来て

     雪残る森の閑けさは

 

 

 ・ 柳ゆれ 木の元えだを見上ぐれば

    かすかに緑 真冬の空に

 

 ・ ほかに何がある 生きて来て 

    ないものは見えず落ちてもいなかった

 

命に嫌われていると 歌が聴こえてきた どうもむりがある

でもそう叫ぶしかない … 学校教育のありかたもまた

紛糾している 学問は独学で充分だといまも考えている、