* 雪山の 襞美しく 朝日射す | 短歌ひとり旅

短歌ひとり旅

西行 芭蕉のあとをたずねて

 

  ・ お湯の面に 玉水一つ 立つはしら

     波紋たまゆら わたしの時よ

 

 ・ いきもののすべてに智慧のあふるるは

     宙に舞ふ虫 冬の陽の中

 

 

 ・ 炉辺こそ 昔語りの景色なり 声色

    顔いろ 雪ふりつつむあたたかさ

 

 ・ 理屈ぬき 変だと思う感覚は

     こどものころよりそなわりし能力か

 

音楽 これはいったいなにを 魔界の音楽という 引きこまれたのか

一人亡くしている 今モーツアルトのクラリネット五重奏を流している

パソコンを見ているので音がとぎれとぎれ でもなにか創っている

心にいつも流れている音メロディー、