枯れ葦に雀かしまし季をまつ | 短歌ひとり旅

短歌ひとり旅

西行 芭蕉のあとをたずねて

 ・ 残るはだら雪 いよよ白さまし青空に

   富士の立つ 真正面

 

 ・ 斑雪 今年は限りと 清水汲む

    山辺の道は雪降り閉じて

 ・ 冬霞たたなづく 青垣の

    消えゆくかなたは するがの海へと

 

 ・ こころにもあらぬ言葉をしゃべりつぐ

     いらいらつのるリモコンをOFF

   メモは 思い出す 思考を再図形化する

    浮かんだイマージュを文字化しておく