いよいよ師走に入り、本格的な冬です。寒〜い!いかがお過ごしでしょうか。とにかく寒いです。冬です。
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昨日、小学生からの友人と久しぶりにご飯を食べた私は、過去を振り返りたくなった。私は懐古厨なのだ。
振り返ると言っても、私の小学生時代の記憶は非常に希薄で、いくつかのことしか覚えていない。
今回はその中のエピソードをいくつか記していこうと思う。
【エピソード1】「武道大嘘事件」
今は昔、小学校低学年の頃の友だちに、空手を習っている子がおりました。それに憧れた私は、ある嘘を周りに吹聴しました。その嘘とは、
「私も空手と柔道と剣道と相撲を習っている」というものでした。
大嘘つきです。世紀の大嘘つきです。そしてこの嘘が通用するはずはないのです。
当時の私は基本的に大人しく、背も小さく、ヒョロヒョロでした。これで騙されるのは私と同等かそれ以上の大馬鹿者です。故にとんでもない規格外の馬鹿です。
しかし私の周りは何たる偶然か、規格外の大馬鹿者ばかりだったので、この嘘は通用してしまい、私は「つよいんだね!」「すごい!」との賛辞を受けることとなります。
私は自慢げに空手の極意(いい加減)や「シュッ、シュッ」的なシャドーボクシングを披露したり、と馬鹿な皆を騙し続けました。
けれど二日目くらいで、私は友人らを騙していることのとてつもない罪悪感に苛まれ始めました。輝きに溢れた目で見つめ、賞賛してきてくれる友人らが幼き私の脳裏によぎります。
友人らのキラキラお目目に耐えられなくなった私は、母親に事の顛末を泣く泣く白状することにしました。こんな阿呆な事の顛末、我が子から聞かされた日にはどういう感情を抱くのか、是非とも聞きたいものです。
そして私は、私がありとあらゆる武道の使い手というのは嘘だということをきちんと友だちに言って、謝りなさい、との母からのお告げを頂きました。
次の日、私は神妙な面持ちと共に、友人らに真実を粛々と述べました。あんな恥ずかしくて、申し訳ない気持ちになったのは、当時の私にとっては初めてでした。
有難いことに、友人らは私のこの愚行を笑って許してくれ、変わらず仲良くしてくれたのでした。
つづく
