ドイツ、ウクライナ向け軍事支援ゲパルト自走対空砲を供与 | 戦車のブログ

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ドイツがウクライナにファシストと罵倒されても戦車を供与するという話だが・・・・、供与するのはゲパルト自走対空砲らしい。

 

 ドイツ政府はゲパルト自走対空砲50両をウクライナに供与する。

 

同国がロシアの侵攻に対抗できるよう、ドイツによる重火器提供の第1弾になる。

 

  非公開情報だとして政府当局者が匿名で語った計画をランブレヒト国防相が数量を特定せずに確認した。

 

同相はまた、ドイツがウクライナ向け軍事支援を20億ユーロ(約2730億円)に倍増することも明らかにした。

 

ゲパルト(ドイツ語でチーター)は、西ドイツが開発・製造した自走式対空砲。

 

西ドイツが使用していたアメリカ製のM42ダスター自走高射機関砲の後継車として1965年に開発が開始され、1973年より西ドイツ陸軍(現:ドイツ連邦陸軍)に配備が開始された。

 

 

レオパルト1主力戦車の車体に、スイスのエリコン社製35mm対空機関砲KDA1基、発煙弾発射機4基を左右側面にそれぞれ装備した砲塔を搭載している。

 

砲塔後上方にレーザー測距機付きKuバンド捜索レーダー(距離15km)と砲塔前面にSバンドの追尾レーダー(距離15km)を持ち、追尾レーダーで1目標を追尾し捜索レーダーで他目標の捜索も可能となっている。

 

射撃管制装置は初期はアナログ式コンピュータだったが、近代化改修によりデジタル式コンピュータへ変更するなど、高精度な対空射撃が可能となっている。

 

 

性能が向上した攻撃ヘリコプターの対戦車ミサイルによる攻撃は、35mm機関砲の射程外から行われる可能性があり、これに対抗するため、ゲパルトの右側の35mm機関砲側面に2発のスティンガーミサイルを取り付けて運用できるハイブリッドシステムが開発されている。

 

レーダー配置などには特許があり、日本の87式自走高射機関砲は、これに抵触しないよう設計された。

 

ドイツ軍では377輌を配備していたが、2010年に部隊を解体。

 

現役装備からは外されている。

 

 

在庫一掃処分なのね・・・・。

 

まぁこういう時代遅れの装備でも無いよりマシって思ったらいいけれど、供与したからって訓練もしてない装備では直ぐに使えない。

 

それに対空防御にしてもヘリになら対応できても・・・・、無いりマシってことだね。

 

例えロシアに鹵獲されても問題ないレベルの話。

 

そうか・・・国内の不良在庫をこうやって送るってやり方なのね。