ウクライナ軍が使う旧ソビエト製の兵器 | 戦車のブログ

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ウクライナへ西側諸国が武器供与を盛んにしている。

 

こんなこと言いたくないが、西側諸国が使う兵器をウクライナで試しロシア軍兵器より優れているのを誇示しているかのようだ。

 

ロシア軍をここまで苦しめているのはウクライナ人の誇りと戦う気概が違うからだろう。

 

そういう戦う人達は例え古い兵器を博物館から引っ張り出しても戦うだろう。

 

実際第二次世界大戦の頃の兵器を使っているらしいし・・・・。

 

 

ウクライナ軍の装備って旧ソ連時代のを多く使っているのでロシア軍と判別するのにちょっと困る。

 

顔もロシア人とあんまり変わらないし・・・・。

 

 

ジャベリンやNLAWといった対戦車ミサイルを米英が大量に供与しているにも関わらず旧ソ連製の100mm対戦車砲「MT-12R」とか演習で使っていたりする。

 

旧ソ連製の100mm対戦車砲「MT-12R」は小型のレーダーを搭載することができ「煙や霧が立ち込め視界の効かない環境でも標的と交戦できる」という少々変わった特徴を備えおり、ソ連(現ロシア)を含む旧共産圏の国やソ連の友好国が1970年代に導入(計26ヶ国)した兵器で現在もロシアやウクライナを含む12ヶ国が運用している。

 

 

ロシア軍も今回の大規模展開に合わせて保管していた旧型の戦車や装甲車などを動員していると言われているため、旧式のMT-12Rでも拠点防衛や陣地に固定して使用すれば貴重な対戦車兵器としてHEAT弾やAPFSDS弾をお見舞いすることが出来るかもしれないが、搭載レーダーが現在も機能しているのか?100mm対戦車砲が比較的新しい戦車の装甲にどの程度効果があるのか?対戦車ミサイルよりも短い有効射程(HEAT弾は最大1,000m/APFSDS弾は最大3,000m)で勝負になるのかなど怪しい点も幾つかある。

 

 

領土防衛軍(旧郷土防衛大隊)に回す武器でさえ窮するウクライナとっては帝政ロシア時代のPM1910重機関銃や1922年設計のDP28軽機関銃も現役で使っている。

 

戦争になったらそれこひ展示している戦車だって使いたいくらいな気持ちになる。

 

日本も国民の血税で作った戦車を廃車にして簡単に溶鉱炉行きにしていいのか?って常々思っている。

 

 

グリス漬けにして保存するにも莫大なコストがかかるとか言う奴がいるけれど戦争になったら新たに兵器を買うなんて余裕も時間もないからね。

 

戦車なんて有事には作ってる暇なんてないし、戦車乗員だって育成している暇もない。

 

切羽詰まった状況を考えたら素人を動員したり、それこそ外国に「義勇兵」を求めたりだってするからね。

 

備えている国とそうでない国は後で後悔しても遅いのだ。

 

旧式の古い装備でも無いよりマシなのである。

 

64式小銃だって保管しておいたら、私のような古い兵隊には馴染みがあって使えるんだけどな・・・。