フィンランド映画で観る対戦車戦闘 | 戦車のブログ

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フィンランドの戦争映画は迫力があって好きだ。

 

特にソ連軍と戦うフィンランド軍は「冬戦争」「継続戦争」と戦い続けた。

 

動画は「継続戦争」を描いた映画。

 

 

継続戦争は、第二次世界大戦中の1941年6月25日から1944年9月19日にかけて、ソビエト連邦とフィンランドの間で戦われた戦争である。

 

戦争当事国の一方であるソ連では、この戦争は大祖国戦争(独ソ戦)の一部である。第2次ソ芬(ソ連・フィンランド)戦争とも呼ばれる。

 

 

ソ連軍戦車KV-1に対し対戦車攻撃を行うフィンランド軍将兵。

 

KV-1(カーヴェー・アヂーン)は、第二次世界大戦期のソ連軍の重戦車(45トン級)である。

 

当時のソ連国防相であるクリメント・ヴォロシーロフ(Климент Ворошилов)の名を冠したもので、略称はКВ

 

英語ではKV、ドイツ語ではKWと表記される。

 

1939年に開発され、第二次世界大戦初期から中期にかけてT-34中戦車と共にソ連軍機甲部隊の中核をなした。

 

 

76.2mm砲を装備し、当時としては破格の重装甲を誇ったКВ-1は、独ソ戦当初、ドイツ軍の戦車や対戦車砲から放たれる砲弾をことごとく跳ね返し、彼らをして「怪物」と言わしめた。

 

その一方、トランスミッションや砲の照準装置などの機械的信頼性、品質の低さはきわめて深刻であった(操縦手はハンマーでシフトレバーをたたいてギアチェンジすることもあった)。

 

 

このため長時間の作戦行動では操縦士の疲労が甚だしく、補助操縦手兼整備手が乗り込んでいたほどだった。

 

また、本車の特色である重装甲は重量の著しい増加を招いて運用上大きな制約となっており、後に軽量型であるKV-1Sが作られることとなる。

 

 

独ソ開戦当初無敵を誇り、SU-152、KV-2の様な派生型や改良型を産み出したKV-1も、ドイツ軍のIV号戦車の火力強化、88 mm高射砲、ティーガー、パンターの登場により次第にその価値を減じてゆき、戦車砲を85 mmに強化したKV-85を最後にISシリーズにその座を譲った。

 

 

 

怪物と呼ばれたKV-1へ対し対戦車戦闘を行うフィンランド将兵の火器はパンツァーファウストであった。

 

パンツァーファウスト(「戦車への拳」)は、第二次世界大戦中のドイツ国防軍が使用した携帯式対戦車擲弾発射器。

 

 

ファウストパトローネ(Faustpatrone, 「拳の弾薬」)」とも呼ばれた。

 

使い捨て式の無反動砲の一種であり、弾体はロケット弾とは異なり、推進剤を内蔵しない。

 

後方爆風による危険性は他のロケットランチャーや無反動砲同様に存在し、マニュアルでは射撃時に後方10m以内に入らないよう指示されていた。

 

 

例えば伏せ撃ちの場合、真後ろに脚があると火傷を負うことになるため、体を捻るように構える必要があった。