第1世代主力戦車 | 戦車のブログ

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主力戦車という言葉がある。

 

お笑いの世界にも第〇世代と呼ぶように、戦車の世界にも第〇世代主力戦車と呼ばれる世代がある。

 

 

主力戦車(main battle tank、略称:MBT)は、戦車の分類の1つである。

 

現代の戦車はほとんどが主力戦車に分類され、戦力の要となっている。

 

 

第二次世界大戦までの戦車は、エンジン性能に起因する設計の制限から走攻守をバランス良く実戦レベルで実現できなかった。

 

そのため、戦術に応じた優先順位に応じて、重戦車、中戦車、軽戦車、豆戦車、駆逐戦車などの多様な戦車が造られた。

 

戦後、戦術の確立と技術の発展(特に1000馬力以上のエンジン)を背景に、戦車に求められるあらゆる任務をこなせるように機動性、防護力、攻撃力をバランス良く備える主力戦車へ統合が進んでいった。

 

 

特に第三世代以降の戦車の多くは高度な火器管制システムや、APFSDSやHEATに効果を発揮する複合装甲などを装備している。

 

それを改修するなどして作られた第3.5世代以降においてはさらなる武装の強化の他、非対称戦に対応した装備やC4IシステムなどのIT技術が取り入れられている。

 

 

現時点ではこの3.5世代が主力戦車の最新型である。T-14、メルカバ Mk4、10式戦車などはそれよりもさらに新しい第四世代に当たるのではないかという意見も多いが、今日における世界の最新の主力戦車は、どれも国情や運用する環境などに合わせてそれぞれ独特な設計になっているものが多く、これといった定義がない。

 

 

 

 

第1世代主力戦車は西側ではセンチュリオン、M26を発展させたM46パットンが登場した。

 

これらの戦車はM4中戦車の後継であり、ソ連のT-10と同級のコンカラーとM103ファイティングモンスターといった更に高火力・重装甲の重戦車が登場し同時並行で配備されたため、これらの戦車の分類は中戦車に落ち着いた。

 

 

東側では西側中戦車に対抗してT-44を攻守共に強化したT-54(D-10T 100mmライフル砲搭載)が登場し、従来通りに別の重戦車の開発・運用が続いた。

 

特徴として丸型の鋳造砲塔を持ち、ジャイロ式砲身安定装置により走行中の射撃も可能である。

 

 

センチュリオン、M46パットン、M47パットン、M48パットン、T-54、T-55、61式戦車などが相当