映画で観るバルジの戦い | 戦車のブログ

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1944年12月16日に第二次世界大戦のバルジの戦いが始まった日。

 

バルジの戦いは、第二次世界大戦における西部戦線において1944年12月から1945年1月の間、アルデンヌ高地で行われたナチス・ドイツのドイツ国防軍とアメリカ軍を主体とする連合軍との戦闘の名称。

 

バルジの戦いを描いた映画やドラマは多い。

 

特に有名なのが「バルジ大作戦」や「戦場」だが・・・・バルジの戦いと言えば第101空挺師団長代理として師団を指揮し、ドイツ軍の降伏勧告に対して「Nuts!(バカめ!)」の一言をもって回答したことで有名なアンソニー・クレメント・マコーリフ准将の一言である。

 

動画は「バンド・オブ・ブラザーズ」から。

 

 

アンソニー・クレメント・マコーリフ准将は、1944年6月のノルマンディー上陸作戦時、第101空挺師団の師団砲兵指揮官としてパラシュート降下した。

 

12月のバルジの戦いでは師団長マクスウェル・D・テイラーが会議のため帰国し不在であったため、101空挺師団および配下の部隊の代理指揮官を務めた。

 

 

12月21日に同師団が守備するバストーニュをドイツ軍は完全包囲し、彼らに対して降伏勧告を行った。

 

マコーリフは軍使に対し「Nuts!」と答え、副官がその一言を書いた紙を公式回答として第47装甲軍団指揮官のハインリヒ・フォン・リュットヴィッツ中将に送った。

 

 

第4装甲師団が救援のため到着するまで101空挺師団はドイツ軍の包囲から持ちこたえることができ、その功績から殊勲十字章を与えられた。

 

複数の記事によると、マコーリフは当時ドイツの軍使から降伏を勧告されたとき「Aww, nuts」と答えたという。

 

彼が公式返答に困ると、周りの人々は最初の言葉が状況を良く要約していると言ったため、「To the German Commander, "Nuts!"」が公式回答としてハーパー大佐によってタイプされドイツ軍使に渡された。

 

 

ハーパーは単語の意味をドイツ人に説明しなければならなかったという。

 

マコーリフ自身は、1954年の春に複数の空軍連絡将校達から行われたインタビューで実際に何と言ったのか尋ねられたとき「shit」と答えたと語っている。