【ベルリン=宮下日出男】国際刑事裁判所(ICC、本部・オランダ・ハーグ)の第2予審裁判部は12日、アフガニスタンで米兵らが戦争犯罪などを行った疑いがあるとして、検察官が求めた正式捜査の請求を却下した。

 

現地情勢の変化や関係者の協力が不十分なため、捜査が極めて困難であることを理由に挙げた。

 

 

 捜査をめぐっては、米国が協力する国などへの制裁をちらつかせるなど強い反発を示していた。

 

正式捜査を要請したICCのベンスダ主任検察官も最近、米国への入国査証(ビザ)を取り消されていた。

 

 

 正式捜査は2006年以降の予備捜査に基づき17年11月に請求された。

 

アフガン戦争でイスラム原理主義勢力タリバンのほか、米兵や米中央情報局(CIA)当局者が拷問や強姦といった戦争犯罪などに関わった疑いがあるとしていた。

 

 

 米国はICCに加盟していないが、アフガニスタンが加盟しており、捜査は可能。

 

第2予審裁判部もICCの管轄権を認めた。

 

予審判事3人の全員一致による判断で、うち1人は日本の赤根智子氏。

 

 

 AP通信によると、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ関係者は今回の判断について「協力義務の拒否を事実上、許したものだ」とし、あしき前例になりかねないとの見方を示した。

 

 

(産経ニュース)

 

 

戦争犯罪というのは勝った者が負けた者を裁くという以外は勝った者の犯罪を負けた者が訴えても裁判にすらならない。

 

だからこれだけは知っていなければいけない。

 

戦争には負けたらダメなのだ。

 

負けたら勝者に何をされても訴えることもできないのだから。

 

そういうことも判らない似非平和主義者の言葉は信用しない方がいい。

 

なぜなら戦争せずに敵国に占領されたらやりたい放題やられ、戦うこともしなかっただけに敵国はバカにし強圧的に施政を行うだろう。

 

畏れも無い国民の言葉なんて聞く耳もないからね。

 

チベットを見よ、ウィグルを見よ、それが証拠だ。