世界の軍艦コレクション「戦艦大和」買った。
創刊号特別価格９９０円だ、ダイキャストモデル戦艦大和が入っての値段だ。
創刊号が千巻大和というのが狙い目だね。
これ以上ないビッグネームの軍艦だよ。
これなら他のシリーズは買わなくても欲しい人もいるだろうし大量生産して値段も安くできるよね。
私なら戦艦三笠が欲しい。
戦艦大和を思う時なにか悲壮感にも似た悲しいイメージが湧くからだ。
中学生の頃、学徒出身の吉田満予備少尉が書いた「戦艦大和ノ最期」を読んだ。
なんとも切ない若い士官達が描かれていた。
特別年少兵のけなげな姿も心打つものがあったよ。
現代でも過去の古今東西の戦争でも、名将や歴史に名を残す軍人、戦史、兵器は顧みられることはあっても、あまり兵隊がどう戦ったのかは顧みられない。
この本もそうだね、時代背景や大和の性能諸元と、兵器として軍艦としての話ばかりで戦った人々のエピソードは語られない。
戦艦大和でどう帝国海軍は戦ったのか、その心くらいは残さないとね。
次号の空母「赤城」もう売っているけれど本屋に並ぶ数も少ないね。
そりゃそうだよ２０００円以上したら買わないもん。
先日、ミッドウエーを従軍記者が書いた本を読んだよ。
空母「赤城」乗り組みの艦載機のパイロットに仇名を付けて覚えたと書いてあった。
そのパイロット達は後のミッドウェーで多くが戦死してしまったし、従軍記者の乗っていた赤城も沈んだ。
艦内が迷路のようだったと書かれてあったが、赤城のモデルも欲しいけど買えないな。
こうやって本になり、ダイキャストモデルが作られる軍艦に乗ってどんな思い出どう戦ったのか、そういうエピソードくらい欲しいね。
大和も赤城もその軍艦に乗って戦って散った日本人がいたことを忘れてはいけない。