オリジナリティーを追求する「The パクるな!!」の第3弾。今回は当塾がこれまでに投稿してきたブログに分析のメスを入れ,ブログに対する当塾の考え方を披歴しています。実は,この考え方は,次回,同シリーズ第4弾で行う「現代ブログ言説」の〈相対化〉の前哨戦ともいうべき位置付けにあります。ネットビジネス初心者の戯言と思ってお付き合いください。

 

 


 

 

業 務 内 容
チェック教員採用試験合格道場 オンライン教員養成私塾
  〇 まずは《自分を知る》ことから始めよう 
     ➡ 実践力の基礎を身につけ,自信をもって教壇に立つことが出来ます!!
 
チェックオンライン面接試験対策講座
  〇 「鍛地頭-tanjito-」メソッドで自己の強みと弱みを確と認識
     ➡ 面接試験合格後も組織で生かせる!!
 
チェック研究のできるこどもを育てるオンライン言語(運用)能力育成私塾
 ※対象 高校生
  〇 探究的な学習及び小論文作成等による〈言語能力〉及び〈言語運用能力〉の育成
     ➡ 
他者」と〈新しい文化〉を〈共創造(co-creation)〉する能力を鍛える!!
 
チェック育児・家庭療育・学校生活についてのオンライン「はてな」お悩み解決ルーム
 ※対象 保護者,こども,教育に関心のある方
  〇 周囲に言えない自分だけのお悩み… 〈ガイダンス・カウンセリング〉で私たちがお伺いします
     ➡ こどもも大人も明るく笑顔になれる!!
 
チェック教育セミナーの開催
  〇 種々のお悩みや教育論を織り交ぜたテーマを設定
     ➡ 〈理論〉と〈実践〉とを交えた内容で分かりやすい!!
 

チェックBlog,Twitter,Facebook及びホームページなどによる教育論の発信

  〇 〈教育学〉と〈心理学〉などの視点から,育児・家庭療育・学校教育等について熱く語ります
     ➡ 随時更新中

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生きる自分への自信を持たせる「鍛地頭-tanjito-」塾長の小桝雅典です。


今回のオリジナリティーを希求する旅は,「「現代ブログ言説」を〈相対化〉する」(次回の予定)ことを目的に,その前段階として,当塾のブログを分析する旅となります。図表を用いて,少々数値を追い掛けながら,現在,当塾が考えている〈ブログの在り方〉の一端をご紹介します。何せネットビジネス(私本人には,然程「ビジネス」の感覚はないのですが…。これもまた問題です(笑))の超ド素人が語る戯言です。ですから,記述内容にはどうぞご海容のほど,よろしくお願い申し上げます。

 

 

目 次
ウ 起業とオリジナリティー
(ア) 「鍛地頭-tanjito-」の起業
(イ) 現代ブログ言説を〈相対化〉する
a 謎のデータ
b 投稿の頻度の変化
c ブログの内容と文字数の変化-量より質-

 

 

ウ 起業とオリジナリティー

 

 

(ア) 「鍛地頭-tanjito-」の起業

「理念は素晴らしいですね!! NPO法人にされたらどうですか?」
「それにしても,あなた,全く儲ける気がありませんね。すぐに潰れますよ。」

当塾,「鍛地頭-tanjito-」は貧乏である。運転資金なるものはない。事務所もない。だから,専属のコンサルなどいるわけがない。片っ端から無料相談を漁るばかりである。何人の無料コンサルに出会っただろうか? 十数人? いや,二十数人? それらのコンサルに決まって言われたことがある。みんな相談したように口を揃えて言う。起業趣意書と計画書を覗いて。

「理念は素晴らしいですね!!」
「それにしても,あなた,全く儲ける気がありませんね。すぐに潰れますよ。」 


[そうです。儲ける気はないのです。儲け方もさっぱり分からない。]

そう心の中で毎回呟く。毎回。

[抑々,悩んでいる人からお金を頂いて相談に乗ること自体,アクドイことのように思えてならない。何せ元々学校の先生だったのだから。]
[でも,ちょっと待てよ。学校の先生も悩みを抱えた児童生徒や保護者等の相談に乗っている。それも給料の一部だ。な~んだ。儲けてきた。29年間。飯は食わなきゃ。これからこどもの学費が掛かるしなあ…]

そう自分に言い聞かせる。

 

[あれっ,もうコンサルは終わりか!?]
[肝心の儲け方を伝授してもらっていないぞ!! そうか!! 何たって無料だからなあ。しかも,儲け方など自分で見出すものだ。多分…。]
[しかし,いろんなコンサルがいろんなことを言っているけど,共通していることは『起業理念は素晴らしい』と『儲ける気がありませんね』だけだ。例えば,SNS集客でも「役に立つ」か「立たない」かについて持論としての結論だけを教えてくれて,しかもいろんなコンサルが口々にどちらかの立場を捲し立てただけだ。]
[(私も)学校で言っていたよな~。自分の頭で考えなさい。自分で考えることをせず,すぐに人を頼るんじゃない。自分で情報を集めて分析し,他者と〈対話〉をしながら,思考・判断・表現(実践)する。実際に(物事を)やってから文句を言え。やらずに文句を言うな。]
[抑々,当塾の名前は「鍛地頭」だ。自らの「地頭(=総合的な人間力)」を「鍛」えないといけない。]
[しかも,起業を支援するブログや無料メルマガを読むと,「起業成功の早道は専門家(コンサル等)に指導を仰ぐこと」とよく書いてある。しかし,お金がないのだから指導の仰ぎ様がない。お金がなくても起業しなければならない事情ってもんもある。]
[他者との〈対話〉は必要だ。だが,何も「他者」はコンサルだけではない。「近道」でなくても良い。]
[そうだ!! コンサルにはもう頼らない!!]
[やっぱり,副塾長と二人で試行錯誤,何年掛かってもええわい,自分たちでやるしかない!! 日々,勉強じゃ~!!]


「ありがとうございました。これで失礼します。」

コンサル後に訪れる,毎度,お決まりの結末である。

 

 

[元教員に起業は難しいのかなあ…教員が中途で職を退くと再就職が難しいとよく言うよなあ…でも,うまくやっている人もいる…やはり,自分が悪いんだ…商売をする能力がないんだろうなあ…]

[こうなりゃあ~自分の好きなこと,やりたいこと,それらって自分の能力を生かせることだから,それをやるっきゃない!! あの世で後悔したくないからなあ…このままだと化けて出てしまうわい…それじゃあ,人様にご迷惑をお掛けすることになる。]

こうした開き直りに副塾長の住本小夜子はすんなりと賛同してくれた。

「それで良いんです。自己の能力を生かした好きなこと,やりたいことをやったら良いんです。育児・療育・学校教育に関する悩み事を抱えた(乳幼児・)児童生徒,保護者及び先生方等のお力になる,〈ホンモノの教員〉を育成する,(「語りの構造読み」の時代が到来しそうだから,それを用いて,)こどもたちの思考を鍛錬する,これらをやっていけば良いんです。そのために,専門性をさらに磨き,経営の勉強もしましょう。失敗を恐れてはいけません。失敗しても良いんです。残りの人生の全てを賭ければ良いんです。とにかく,日々,出現する未来を信じて,少しでも良いから前に進みましょう。」

 

 

 

 

「よっしゃあー!!」

何が「よっしゃあー!!」なのか,自分でもよく分からないが,とにかく「よっしゃあー!!」なのである。



【関連】

「語りの構造読み」について:
「塾長の修士論文の内容が新学習指導要領及び解説の国語編に!!」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.1.28)

〈ホンモノの教員〉について:
「〔第2回〕「The パクるな!!」-オリジナリティーを求めて-」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.1.1)
「〔第1回〕「The パクるな!!」-オリジナリティーを求めて-」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.12.29)
「〔第2回〕教師視点から考える「保護者等―教師(学校)」間の関係性について」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.1.5)
「〔第1回〕教師視点から考える「保護者等―教師(学校)」間の関係性について」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.12.21)
「第1章 【「地頭(総合的な人間力)」を鍛える教員養成】」(教員採用試験合格道場―オンライン教員養成私塾「鍛地頭-tanjito-」)

 

 

 

 

55歳を迎え,起業に挑むって年寄りの冷や水?
(塾長 小桝雅典,於 マツダスタジアム,
2018年プロ野球日本シリーズ 広島vsソフトバンク 
第1戦 試合開始2時間半前)

 

 

(イ) 現代ブログ言説を〈相対化〉する

 

a 謎のデータ

19976,12944,12855,11599,10464,10255,8442,8361,8030,7928,7191,6933,5818,5074,4972,4780,4653,4344,4002,3255,2977,2735,2582,2524,2521,2483,2480,2432,2194,2194,2068,1855,1808,1763,1739,1699,1627,1571,1545,1513,1425,1411,1355,1322,1235,1224,1200,1195,1188,1146,1095,1088,1083,1079,1041,973,921,920,896,821,806,802,774,766,742,644,641,636,623,622,543,487,471,433,384,283

 

 

 

 

当塾の3大業務の一つに,「Ameblo,TwitterFacebookホームページ及びBLOG「鍛地頭-tanjito-」などによる教育論の発信」があります。最初のブログをアメブロに投稿したのは,1年前の2月2日のことでした。中途,投稿をお休みさせていただいていた期間がありますが,正式に投稿したブログの本数は76本になります。現代のブロガーならば,「76本!? 1年で? 少ね~!!」ということになるのではないでしょうか? そうです。「現代のブログ言説」からすれば,「少ね~」でしょうね。しかし,少ないのには訳があります。そのことについては,後程お話をいたします。

実は,上記の数字の羅列,これは当塾の76本のブログそれぞれを構成する文字数を示しているのです。多い順に列記してみました。最大値で「19976」,最小値で「283」です。かなりの開きがあります。因みに,前者は,つい最近投稿した「塾長の修士論文の内容が新学習指導要領及び解説の国語編に!!」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.1.28)で,後者は当塾が1回目の立て直しを図り,出直して9日目に投稿した「【急募】こどもも保護者も笑顔になれる「まほうの声掛け術」セミナー」(当塾公式ホームページ,2018.5.20)です。ジャンルから述べると,前者は「「鍛地頭-tanjito-」の国語教育論」,後者は「営業活動」となります。また,発信媒体は,前者が「BLOG「鍛地頭-tanjito-」」(ワードプレス)とアメブロ,後者が当塾公式ホームページ(SIRIUS)とアメブロです。(ミラーサイトではありません。)文字数の多寡だけではなく,ジャンルや発信媒体にも相違があるのです。それはなぜでしょうか? このことについても,後程お話いたします。

さて,次の折れ線グラフ(図 時系列に見る文字数の変化―「鍛地頭-tanjito-」のブログの場合―)をご覧ください。このグラフは,昨年の2月2日に当塾の初となるブログをアメブロに投稿してから,今年の1月28日に76本目となるブログを投稿した間の各ブログにおける文字数の変化を時系列に従って表示したものです。(見えにくくてごめんなさい。BLOG「鍛地頭-tanjito-」では拡大してご覧になることができます。)

 

 

 

図 時系列に見る文字数の変化―「鍛地頭-tanjito-」のブログの場合―

 

 

 

概観すると,ある時期を境に文字数が急激に増加していることが分かります。ただし,付言すると,

  • 2018.3.5から同年5.11はブログをお休みしていた期間です。
  • 76本のブログの中には,教育セミナーのコマーシャル用のブログを含んでいます。(「鍛地頭-tanjito-」の教育に関する思想を色濃く表現したものではなく,完全に営業に徹した内容です。)
  • リライトをした6本のブログが含まれています。ただし,リライトをしても複数のカウントを行わず,1本として計上してあります。
  • シリーズ化したブログが8種類あり,中にはオムニバス形式ではなく,1本の長いブログをたこのぶつ切りのようにしたものもあり,その場合でも,ぶつ切りの文字数をそのまま計上してあります。

など,非常に大雑把なデータですので,悪しからず。

もう少しだけ細かくデータを追ってみます。

 

 

b 投稿の頻度の変化

 

2018年の7月に入って,それまでまあまあ毎日のように,アメブロに投稿していたその頻度がガタンと減少します。原因・理由は次のとおりです。

 

 

 

 

つまり,「物理的要因」と「思想的要因」とが相俟って,2018年7月以降,当塾は「ブログを毎日投稿する必要はない。それよりも,少しでも良いから質の高いブログを綴り,世に問おう!!」と臍を固めることによって,毎日ブログを投稿しないように決めたのです。Googleの評価が下がっても良いから。

 

 

c ブログの内容と文字数の変化-量より質-


〔結論〕ブログは「量(回数)より質」

 

 

 

 

 

ここで申し上げたいことは,

「質の高いブログを投稿しようとして,本当に毎日そうしたブログを書けますか?」

ということです。それができるブロガーはおられるのでしょうから,それはそれに越したことはないわけです。ですが,大変失礼な言い方になりますが,毎日ブログを投稿されている数多くのブロガーの皆様は,毎日,投稿されることに,実はかなり苦労をしておられるのではないのか?,と。嫌気を催されているのでは?,と。

では,なぜ毎日苦労し,嫌気を催してまで,それでも毎日,ブログを投稿されようとするのでしょうか? 

私は,ここに,「現代ブログ言説」の有する絶大なる権威性を見て取るのです。そして,それとともに,「現代ブログ言説」の有する絶大なる権威性,例えば,今述べた「 毎日ブログを投稿しなければならない 」との呪縛(固定観念)からの解放を声高に申し上げたいのです。
※ 全てのブログが呪縛されていると申し上げてはおりません。

それほどまでに,「現代ブログ言説」の〈相対化〉が必要な時は,今しかないのです。

ビジネスには全く疎い私(当塾)です。偉そうに申し上げる立場にはありません。しかし,時代が「モダン→(ポストモダン→)トランスモダン(≒ポスト・ポストモダン)」へと揚棄しているだろう現実を垣間見るとき,「現代ブログ言説」の〈相対化〉は避けては通れない,インターネットビジネスを生業とする人達の大切な営為だと思うのです。

 

 

 

分かれ道1 成功と失敗(提供 photoAC)

 

 

次回は,愈々,「現代ブログ言説」の〈相対化〉に本格的に挑みます。「内容」,「書き方」,「投稿の仕方」,「一回性」及び「難解性」等,それぞれの言説を〈相対化〉できたらと考えています。う~ん,時代は〈相対化〉を《相対化》する時代。しかし,〈相対化〉しかできない私はアナクロニズム(ポストモダン)の虜なのか? それでもネットビジネス初心者,頑張ってみます。全ては個々人にとっての(あらゆる分野における)オリジナリティー形成の方向性を希求するためです。

よろしければ,またお付き合いのほど,よろしくお願い申し上げます。

 

→第4回につづく
 

 

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