ひんやりと冷たい空気を肌に感じ目を覚ました。

窓が開いている・・・

昨日の夜、洗濯物を干した後、閉めるのを忘れていたことを思い出す。

しかし布団が恋しく、いつまでも毛布から抜け出すことが出来ない。

時計の針は既に10時半を回ったところだった。

(今日何限からだっけ・・・?)

ゆっくりと思考をめぐらせる。

2限の時間を確認し、とりあえずメールで友達に席を頼む。

朝食を食べる気は起きなかった。急いで身支度をし、外に出る。

天気は晴れ。風こそ冷たかったが、思ったほど寒くはない。

それにしても秋の空は高い。

秋の空が高く見えるのは、湿気の多い夏の空気に変わって、大陸で育った乾燥した空気が日本を覆い、視界が良くなるためだと聞いたことがある。

秋は1年のうちで一番空が綺麗に見える。

それだけに哀愁の漂う季節でもある。

今日は静謐な一日だった。

でも今日のような刺激の無い日には何か物足りなさを感じる。

今からジョギングにでも行くかな。