それから 浩 君の話になりました。
そういえば、浩 結婚したよね。
そうなの?それは知らなかった。
ショックなの?やっぱりショックなんだ。やっぱり 浩 のこと好きなんだ。
自分のところに帰ってくると思ってたんじゃないの?
確かに私は動揺していました。だって、何となく 浩 君のことはどこかで感じていたから。
でも、でもここはそんなことを悟られちゃいけないと思いました。
いや、そんなことないよ。
でも、教えてくれたらよかったのに。
私も『おめでとう』言いたかったのに。
まぁ、でもそれは男の方から言えないでしょ。
だって、『何でそんなこと言うの?』って感じになるかもしれないじゃん?
そっか。それもそうだね。
言いにくいもんだよね。
でも、やっぱりショック?
ショックなんでしょ?俺はそれがショックだけど・・・
そんなことないってば。
それから少しして、 大介 君はトイレへ。
大介 君が戻った時に、浩 君へメールしてみることを提案。
私から『結婚おめでとう。今 大介君 から聞きました。一緒に飲んでるんだ。』
ってメールを送りました。
そして、すぐに 浩 君から返信。
その後、
やっぱり 浩 のことばっかり考えてるだろ?
も~。じゃあ、浩に電話でもしてみるか!
ということで、 浩君 に 大介君 から電話。
すぐに私に電話を代わってもらい。浩君と話しをしました。
とっても久しぶりなんだけど、全然そんな感じはなく、話しをしました。
しかも、悲しさや虚しさはなく、私、意外と普通の気持ちでした。
それは、
きっと、
側に 大介 君がいてくれたから。
だから、私は凹むことなく話をしていられたのです。
そんなことを頭の隅で考えながら、浩 君 と話をしていると、
浩君から
そういえば、 大介 って彼女できたの?
浩 君から『彼女できたのかって聞いてるよ』
あぁ、できたよ。
いるんだって。
いつから?
『いつから?』ってさ。
半年前。
『半年前』だって。
それきっと年下で、かわいい子だよ。
そうなん?かわいい子なんだ。アハハッ
私は話しながら、意味が分からずにいました。
頭の中では『何を言ってるの?』『どういうこと?』『彼女がいるって?』
もうグルグル。
その間、大介 君と 浩 君が色んな話しをしていたけど、
私はその話しを少し聞きながら、笑っていたけど・・・
本当はそんなことほとんど聞けていませんでした。
もちろん、浩 君の結婚話しなんて、そっちのけ。
私の頭は 大介 君と、その彼女のことだけ・・・



