【根っこ塾】

2024年2月9日　9:30〜17:45

おはようございます。

昨日から、私の地元である、三重県いなべ市から、年長さん4名、先生2名がキャンプに来てくれてます。

テント泊、寝れたかな。

さぁ！今から、みんなで日の出へ

そして、こちらは根っこ塾生たち！

年中〜6年生

朝の話し合いをした結果、11時からお昼ご飯づくりをすることに

それまでは、やりたいことを

竹をいただきにきました〜

なにに使うのかな。

そして、11時になったので、お昼ご飯づくり！

自分たちで、遊んでいたのを中断してご飯づくりに切り替えられる。これは、すごいことです。

なかなかできることではありません。目の前の『たのしい』に夢中になるのが子ども。

日々の体験の積み重ねですね。

そして、食べたら遊ぶ！

朝、いただいてきた竹を使って

なにをするんだろう〜

こういう遊びは、どこでもできることだよね〜

わざわざ佐久島にきてやらなくても〜

せっかく佐久島にきたのだから、もっと佐久島だからできることをしてほしい

って、私たち大人は思ってしまいます。

だけど、子どもたちは今の目の前の環境で、なにしようかなぁ〜と考え、探して、その結果、これがやりたい！となって行動しているんです。

その『自分で考え、決めて、行動する』という過程があっての遊びなのに、大人が「せっかく佐久島にきたのだから、これしたらいいのに、あれしたらいいのに」と他の遊びをすすめられると

子どもは、どんな気持ちになるでしょう。

そんなことが続けば、どうなるでしょう。

自分で探さない、考えない、決断しない、行動しない。その先には、これらができなくなってしまう。

とも考えられるのではないかと思います。

子どもたちが興味を持ったことを思いっきりさせてあげたいと思っています。

今回のような遊びを『②どこでもできるような遊び』と『①あまりよくないような』表現をしましたが、

①『ごっこ遊び』は、とても想像力を豊かにする大切な遊びだと思います。

②『どこでもできるような遊び』と表現をしましたが、家でするでしょうか？

現代は、多くの豊かなモノ、コトに恵まれ、便利です。そして、その便利さがあるから、ヒマという時間がありません。ヒマがなければ、なにもないところから想像して、なにかをつくり出すということは難しいのではと思うんです。ですから、今回のような、『ごっこ遊び』も家では、なかなかできない遊びになりつつあると思っています。

是非、なにもない、ヒマな時間も大切にしてほしいと思います。

今日も、ありがとうございました。